1988年設立以来、当社は「人材派遣」「人材紹介」「業務受託」を軸に事業を展開してきました。大きな特徴は、育成型の総合人材サービス会社である点です。
教育事業をバックボーンとしており、当社では人材の育成に力を入れています。例えば、新しい技術が求められる現場において、必要なスキルを持った人材を育成し、即戦力として派遣する「育成型派遣」を行うサービスを提供しています。単に人材を「派遣」「紹介」するだけでなく、「教育」のノウハウを取り入れることで、企業の労働力ニーズに応じた人材支援が可能です。
また、昨今顕在化している労働力不足やIT人材の需給ギャップといった課題にも対応し、新たな働き方推進に向けたサービスを展開しています。
●海外ITエンジニア派遣「Global IT Talent(GIT)サービス」
40を超える国から優秀なITエンジニアを派遣するなど、積極的に海外人材の活用を推進しています。
●RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)
ソフトウェアロボットを使い、業務の自動化や効率化を行っています。RPA事業においても「教育」+「活用支援」を重視し、導入企業に対してツールの操作研修を実施しています。
生産性向上・業務効率化のために、今後も新たなソリューションの開発やノウハウの提供に努め、サービスを拡充していきます。
新たな事業を通して、顧客企業のDX化や生産性向上をサポートし、さまざまな労働力ニーズに応えていきたいと考えています。
人材業界では、今まさに「労働力の変革(ワークフォーストランスフォーメーション)」が求められています。少子高齢化による労働人口減少、産業構造の変化に伴う労働力需給ギャップの拡大、アフターコロナに向けた適応、進歩し続けるデジタル技術の浸透……。さまざまな課題がある中で、「いかに企業の生産性を上げられるか」というのが大きな焦点となっています。企業側は働き方改革やニューノーマル、DX推進といった適応が必須でしょう。
この状況を受け、当社では、働き方の定義や物理的な境界をも見直すことで、労働力の変革に取り組んできました。例えば、リモートワークや海外人材といった遠方で人材を派遣するサービスの拡大。さらに、2021年には貿易ソフトとBIツールを開発する事業会社を買収し、M&Aを通じて生産性を向上させるサポートを強化しています。