東京エレクトロンデバイス、電子機器開発のアバール長崎を10億円で買収
公開日:2017年6月26日 最終更新日:2017年6月26日
半導体製造装置世界4位の東京エレクトロン株式会社はグループ会社の東京エレクトロンデバイスを通じてジャスダック上場企業アバールデータ子会社の電子機器開発・製造のアバール長崎を買収した。取得比率は56.6%。買収価格は、10億円である。株式会社アバールデータは、半導体製造装置関連や産業用制御機器、計測機器、フラットパネルディスプレイを主要事業分野とし、自社製品技術をベースとした提案型営業による事業展開を行ってきている。
買収理由
東京エレクトロン株式会社のグループ機能の見直しと資本の再構築を行うこと、株主価値の最大化を実現するため、継続的な利益の確保及び資本効率の更なる向上を目指すことである。
M&Aサマリー
2017.5.11 | 買い手企業 | 売り手企業 |
社名 | 東京エレクトロン株式会社 | 株式会社アバール長崎 |
属性 | 東証1部 | 非上場 |
業種事業内容 | 半導体製造装置関連
フラットパネルディスプレイ |
電子機器の開発・設計・製造 |
設立年 | 1963年11月 | 1985年9月 |
本社所在地 | 東京都 | 長崎県 |
社員数 | 1,582名 | 132名 |
資本金 | 549.61億円 | 1.34億円 |
直近の売上高 | 7620億万円 | 24.51億円 |
直近の営業利益 | 1400億万円 | 1.94億円 |
純資産 | 5945.66億円 | 24.62億円 |
負債 | 2912億円 | 5.45億円 |
代表的な免許・知財 | 不明 | 不明 |
ディールデータ | ||
売却額 | 10億円 | |
※1.実質売却額 | 15.45億円 | |
譲渡スキーム | 株式56.6%取得 | |
※2.想定回収期間 | – | |
M&A理由 | 技術力 |
※2.想定回収期間=(実質売却額-純資産)÷営業利益※1.実質売却額=売却額+負債 本来は、左記に現預金を引くのが通例だが、現預金データがないため考慮していない。
株式会社アバール長崎の概要
会社名:株式会社アバール長崎
代表取締役社長:川浪 義光
本社所在地: 長崎県諫早市津久葉町6-42
資本金:1.34億円
株主構成:東京エレクトロン株式会社100%