当社は、アナリティクスとエンジニアリングを駆使し、データを活用してクライアントの「デジタルトランスフォーメーション」をサポートする事業を展開しています。2004年の創業当時、人工知能やそれを用いた未来予測といった概念は、まだまだ世の中に浸透していませんでした。当社はその当時から人工知能を支える機械学習・深層学習の可能性に目を付け、幅広い業種におけるデータ活用のための分析やシステム開発を行ってきたデータサイエンスのリーディングカンパニーです。
当社のコア技術となる機械学習や深層学習を活用し、売上予測やSCM効率化といった業務支援から画像認識等による工場異常検知などの様々な経営シーンにおいて、実に800社を超えるクライアント様への支援実績を誇っています。当社の実力の根底にあるものは、80名を超えるデータサイエンティストです。この規模は国内随一で、技術的な専門分野、得意とする顧客業界、豊富な分析経験など、様々な強みを持つデータサイエンティストが在籍し、クライアントの悩みに合わせてコンサルティングできる体制を整えております。
また、デジタルマーケティングにおいては、DMP市場のNo.1製品である「Rtoaster (アールトースター)」という自社開発のSaaSを保有し、そこから得られたノウハウや顧客基盤を組み合わせることで、他社に真似のできないソリューション提供を可能としています。
我々のコア技術をさらに強化し、企業のデジタルトランスフォーメーションの支援をより一層加速させていきたいと思っています。
弊社サービスはBtoBビジネスですが、クライアントを辿っていった先には消費者がいらっしゃり、そうした消費者たちの行動や心理も含めて世の中のデジタルトランスフォーメーションを良い方向に進めなければなりません。弊社のサービスを進化させたり、認知度を上げたりすることによって、最終的に消費者が幸せになる生き生きとした社会変革に貢献していきたいと思っております。
ビッグデータを取り扱う私たちのミッションは「データ活用の促進を通じて持続可能な未来をつくる」こと。2004年の創業当時から培ってきたビッグデータ分析技術およびそのためのソフトウェア群と実行ノウハウ使って、世の中の企業の頭脳の一部となり、企業やサービスの成長をサポートし続けたいと考えています。
私たちがM&Aをする理由は、事業の成長を加速させるためです。今後もデジタルトランスフォーメーションが加速していく世の中において、いち早く私たちのミッションを達成するためには、周辺領域を手掛ける企業様と一緒になってスピーディーに事業の裾野を広げることが必要だと考えています。
弊社がM&A対象としている事業領域は、企業のデジタル・トランスフォーメーションを支援している事業や、その要素技術を持つ会社です。
具体的には、下記のような企業を考えています。
・機械学習や深層学習を用いて、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する会社、あるいはその要素技術を持っている企業
・AIやデータに関する技術を使った、デジタル変革のコンサルティングを行っている企業
・クラウド上でのAPIを使いこなし、アジャイル開発をしている企業
・ビッグデータを保有する企業や、そのデータを活用して事業を展開している企業
・マーケティング戦略に係るプラットフォームやSaaS事業
私たちがご提供できるのはまず、大きな案件を進めていくための事業基盤です。これまでに培ってきた顧客基盤や、エンジニアの開発力、さらにはクライアントからの信頼によって、世の中に対してインパクトの大きい仕事を進めていくことが可能です。ひいては、世の中を大きく動かすようなデジタルトランスフォーメーションのうねりをリードしていくことができます。
また、我々の持っていない事業やリソースを有する企業と融合することで、マーケットリーチを広げることが可能となり、実現できることの可能性が広がります。例えばIoT領域でセンサーからのデータを収集している企業と融合することで、そのビッグデータを活用して当社のAI技術を強化させたり、当社の大規模なデータサイエンティスト組織の力を用いて、売り手企業様の持つツールやノウハウをより強固なものにしていくことができます。
今でこそビッグデータの概念は当たり前になっているものの、弊社が創業した2004年当時、「そんなことは本当にできるのか、夢物語ではないのか」と言われていました。そのよう中で弊社は「絶対世の中に必要とされる時代が来る」という思いで、データ分析、活用ノウハウの研究をこつこつと進めてきました。
我々には、ビッグデータ活用領域における歴史と技術があります。ただ、そんな先駆けの弊社でさえ、規模も人数もまだまだ足りません。世の中のデジタルトランスフォーメーションの流れに強い影響を与えていくとなると、はるかに多くの人数や頭脳が必要なのです。
どうか、弊社の思いに共感していただける会社様と一緒に、データ活用の進歩を追い求めてタッグを組みたいと思っております。