Suneightは2013年の創業以来、主に企業の販促・広報用YouTube動画の制作を手掛けてきました。最近は、特にクライアント企業のYouTubeアカウントの作成・運用をトータルに請け負うサービスの提供に注力。大手教材会社、進学塾、セミナー運営会社、士業法人などのクライアントに継続的にお取り引きいただき、年間約1万本の動画を制作・運用しています。
創業当時は、まだ今のようなYouTuber人気などもなく、まして企業コミュニケーション用途でのYouTubeの可能性に注目する人は限られていた時期です。そんな中、代表の私、竹内には「これからはYouTube動画の時代になる」という確信がありました。動画という媒体の強みは、何と言っても伝えられる情報量の多さ、分かりやすさにあります。自分自身が情報収集する際に、そのメリットを実感していたことから、この仕事の将来性に賭けることを決めました。
さらに、広告としての運用の観点では、YouTubeにはお勧め表示機能があることが重要なポイントです。この機能を巧みに活用することで、SEOのみでは網にかかってこない潜在顧客へのリーチも可能になるうえ、一度動画を見てくれた人には、継続的に同じ企業の新作動画を見てもらうことができます。
また、Google検索においては、動画など、一般のWebページ以外のコンテンツが上位表示されやすいという仕組みがあるにもかかわらず、動画SEOに取り組む会社はまだ多くありません。いち早くこの領域に参入した当社は、非常に優位なポジションを獲得することができています。
現在、当社のアカウント運用サービスでは、各クライアント企業の担当者がヒアリングしたニーズを起点に、広報/販促戦略を提案。戦略に沿った動画の撮影・編集、投稿、そして効果測定のサイクルをスピーディーに回しながら、ユーザーからの反響に応じ、作成する動画のコンテンツやテイストを調整していきます。
同じユーザーに繰り返しアプローチしやすいというYouTubeの特長を最大限に生かすなら、ユーザーのマインドに少しずつ浸透し、親しまれ、最終的にはコンバージョンへと導くような動画を届け続けることが重要です。こうした“じわじわと効く”動画の制作・運用において、当社は国内はもとより、海外まで含め、他社の追随を許さないノウハウを積み上げていると自負しています。
YouTube広告制作のパイオニアとして、今後は同業者の育成にも力を入れ、市場全体の成長をリードしていきたいと考えています。現在、芸能事務所2社との共同により、Web動画制作講座の立ち上げを進めており、2020年9月末ころの開講を予定。当社のメソッドで学んだクリエイターを業界内に増やしていくことを通じ、業界のトップランナーとしてのSuneightの地位を確立していきます。
事業面では、創業以来7年間蓄積した経験とノウハウをベースに、ここから売上規模を急拡大させていくことを狙っています。これまでは特段の販促活動を行わず、主に口コミでクライアントを増やしてきましたが、今後、新型コロナの感染状況が落ち着き、オフィスでの通常の制作体制に戻れた段階で、積極的な露出を図っていく計画です。2、3年後をめどにIPOも目指しており、準備を進めています。
海外展開に関しては、経済成長著しいASEAN地域への進出を図りたいと考えています。まだ検討段階ではありますが、政府から在外邦人へのアナウンスを行う用途で動画を活用したいといった話も受けており、動画活用の新たな市場を作っていくことにもつながることから、大きな期待をかけています。
事業規模の拡大を図っていくにあたり、動画の制作面と運用面、双方のリソースとスキルを拡充していくため、M&Aを検討しています。
動画制作に関しては、現状はどんなジャンルの作品を手掛けている会社様でも歓迎します。企業向けの仕事をしている会社はごく少数ですし、むしろ別のジャンルで経験を積んできたメンバーを仲間に迎えることで、互いの強みを何倍にも高めていけるものと期待しています。
また、Web動画ではなく、TVCMなどマス媒体向けの仕事をされている会社様も候補になります。当社はクライアントとの直取引を中心としながらも、大手広告代理店からの依頼を受けるケースもあることから、マス向け案件も、制作リソースさえ確保できれば、受注できるパイプがあります。
一方、運用面の強化に向けては、Webマーケティング領域全般を対象に、パートナーを求めています。当社の得意領域である動画マーケティングを手掛けている会社を迎えることはもちろん、従来型のWeb広告運用やコンテンツマーケティングに長けた会社様と組む方向性もあり得ます。後者の場合には、クライアントの抱える課題に対し、より広範なソリューションを提供できる体制の構築につながると考えています。
当社では現下のコロナ渦においても、業務依頼が途切れることがありません。無形商材を中心に、多様な業界の案件を手掛けており、制作する動画のテイストも、若者向けにお笑い芸人を起用したものや、企業経営者をターゲットに信頼感を前面に出したものなど、バラエティに富んでいます。5G時代を迎え、企業向け動画制作の市場は、いよいよ拡大していくことが見込まれます。ディレクターやクリエイターの皆さんにとっては、やりがいと刺激あふれる環境を提供できます。
また、先ほどご説明したように、当社は動画マーケティング分野のトップランナーを自認しています。間もなく開講予定のスクール運営に取り組んでいくほか、2019年には「一般社団法人 動画マーケティング協会」を設立。業界内の知見共有や一般社会に向けた需要喚起においても、先頭に立って活動していきます。
今後、業界を代表する会社としての認知度が高まっていけば、いずれはナショナルクライアントからの依頼案件、複数企業による大規模プロジェクトなどを手掛けるチャンスも生まれてくることでしょう。「大きな仕事をしたい」という思いをお持ちの皆さんにとっては、夢に向かって挑戦できるフィールドが待っています。
今、本を読む時間はなかなか取れない大人でも、短い動画なら隙間時間にも見ることができる。そんな動画を作り、届けていく私たちの仕事は、ユーザーの心に潜む知識欲を掻き立て、人生を豊かにする仕事でもあります。企業の発信する情報を作品に仕立て、必要とする人に届けていくことが、クライアント企業、ユーザー、そして私たち自身をもハッピーにしてくれるのです。
M&Aにあたっても、ぜひこうした価値観を共有し、ご一緒に仕事を楽しんでいける皆様をお迎えしたいと考えています。将来性豊かな業界の最前線で、私たちと共に専門ノウハウを磨き、人々をハッピーにしていきませんか? ご連絡をお待ちしております!