企業情報
- 設立年度
- 2004年
- 代表者名
- 浮城 智和
- 従業員数
- 245人
- 本社所在地エリア
- 九州・沖縄
- 本社所在地
- 福岡県福岡市博多区祇園町7-20 博多祇園センタープレイス4階
- 事業概要
- 主力のインテリアEC事業『LOWYA』のほか、越境ECプラットフォーム事業『DOKODEMO』といったサービスを提供。来たるメタバース時代に向け、AR/VR等の領域でも研究開発を進めています。
- 会社の特徴
- 第一業界区分
- IT・ソフトウェア・通信
- 第二業界区分
- インターネット・Webサービス
インテリアEC事業『LOWYA』のほか、越境ECプラットフォーム事業『DOKODEMO』を提供
当社はインテリアEC事業『LOWYA(ロウヤ)』を主軸としながら、海外ユーザーをターゲットとした越境ECプラットフォーム事業『DOKODEMO(ドコデモ)』などのサービスを提供しています。
●『LOWYA』
オリジナルデザインの家具をECのみで販売しているのが当社の特徴です。企画からデザイン、提携工場での制作、ECシステムの開発、販売、アフターフォローまで、自社で一気通貫で担っています。
以前はショッピングモール(楽天、Amazon、PayPay)での販売が中心でしたが、2015年から『LOWYA』ブランドの認知をより高めて成長を加速させるため、自社ECサイトを「旗艦店」と位置づけ、販売を強化しました。2020年より、旗艦店の集客力を活かした新たなビジネスとして、国内外の有名ブランド商品の取り扱いも開始し、日本トップクラスの家具・インテリアECプラットフォームとして認知度も上がってきています。
●『DOKODEMO』
海外のお客様に日本製品を届ける、日本と世界中のヒト・モノをつなぐ越境ECプラットフォームです。コロナによるインバウンド消費の代替として、越境EC利用に対する需要が高まり、流通総額は世界の成長センターであるアジアを中心に大幅に成長しています。
具体的な例でいうと、台湾に注力してリソースを投下したところ、リピート顧客の獲得に成功し、2021年には四半期で10億円を超える流通が生まれています。近隣諸国等をターゲットに成功事例の横展開を進めていく予定です。
旗艦店と位置づける自社サイト『LOWYA』での販売が売り上げの半数以上を占めるまで成長したこと、コロナ禍の巣ごもり需要による追い風を受けたことで流通が加速し、『LOWYA』事業のGMVは190億円に達しました(2021年3月期実績)。
「ECの可能性を無限大に」をビジョンに掲げる当社は、今後も『LOWYA』のGMV拡大を中期的な成長の柱と位置付けています。新規顧客の獲得とともに、リピート客を取り込むことによって中期目標としてGMV500億円、長期目標としてGMV1,000億円の達成を目指します。
【成長戦略】
●集客強化
『LOWYA』の認知度はまだまだ低く、認知拡大による集客拡大の伸び代があります。
InstagramやYouTubeの強化等、SNSマーケティングの活用を進めます。
●品揃え強化
現在のところ大型家具が品揃えの中心になっていますが、新たに生活雑貨等の領域における手薄なカテゴリーに商品を投入し、取り扱い品目の拡大を目指します。
●サービス強化
品質、納期、保証体制等、顧客目線に立ったサービスの拡充を目指します。
また、数年以内にメタバースが急速に構築され、コマース領域でもリアルとバーチャルが融合したサービスの出現が予測されます。実物を見て検討し、購入することが重視されていた家具・インテリア業界においても、技術革新によって購入体験が一変していくものと考えています。
来たるメタバース時代に業界のトップランナーとなるべく、積極的にAR/VR等の領域で研究開発を行ってきましたが、今後はこれまで以上に積極的な投資を行っていきます。