企業情報
- 設立年度
- 1999年
- 代表
- 直井聖太
- 従業員数
- 799人
- 本社所在地エリア
- 関東
- 本社所在地
- 東京都品川区北品川4-7-35 御殿山トラストタワー7F
- 事業概要
- 越境EC事業であるグローバルコマース事業を主軸とし、多くのマーケットプレイスの海外販売をサポート。インキュベーション事業にも注力し、"ネクストチャイナ"市場を中心に積極的な投資実績があります。
- 会社の特徴
- 第一業界区分
- IT・ソフトウェア・通信
- 第二業界区分
- インターネット・Webサービス
当グループは1999年、インターネット革命の黎明期に国内のEC事業を手掛けるITベンチャーとして創業しました。現在は、グローバルコマース事業、いわゆる越境EC事業を主軸とし、累計越境EC支援実績数は3000件を突破しています。
国内主要マーケットプレイスと連携しており、リユースから新品まで扱う商品は多岐にわたっています。特徴としては、世界184カ国にサービスを展開、物流網も独自で構築し、安価な手数料や国際送料のメニューも開発しています。ほかにも、カスタマーサポートとして英語・中国語はもとより、インドネシア語やスペイン語など10言語に対応。越境ECを行う際のベストパートナーとして、日本のECサイトを運営する企業との取引実績が多くあります。
また、国内外9カ国・約70社への投資育成を行うインキュベーション事業も展開。出資先からユニコーンも輩出するなど、今後成長が見込まれる”ネクストチャイナ”になり得る市場、アジア新興国への投資を先駆けて実施しており、独自のネットワークを構築しています。自社での新規事業の開発も積極的に行っており、インバウンド関連事業は、インキュベーション事業から新たに立ちあげたものです。
(1)EC事業領域
【グローバルコマース領域】
●Buyee(海外向け購入サポート事業)
通販サイトから『Buyee』内に商品データを取り込み翻訳するため、日本語が読めない海外ユーザーも商品の購入が可能になるサービス
●セカイモン
世界最大級のオンラインマーケットプレイス『eBay』と連動したグローバルショッピングサービス
●転送コム(海外転送事業)
海外ユーザーが転送コムから付与される住所を利用することによって、海外発送未対応の通販サイトでも買い物が可能になるサービス
●FASBEE
日本のアパレル商品を海外消費者に販売するグローバルファッションECサイト
●BAKUMO
日系ブランドを中心とした商品を台湾消費者にトライアル販売し体験機会を提供することで、台湾消費者の生の声を収集して掲載企業に届けるマーケティングプラットフォーム
【バリューサイクル領域】
●JOYLAB
国内8店舗の酒類買取専門店『JOY LAB(ジョイラボ)』を運営し、買い取った酒類を自社ECサイトや国内大手ECモールで販売
●ブランディア
業界最大級の個人向けブランド宅配買取サイト
【エンターテインメント領域】
●Groobee
最短5営業日で新たにネットショップを開設できるサービス。アーティストやアニメ、キャラクターのコンテンツに特化した、エンターテインメントに最適な機能が詰まったサイト構築ができ、初期費用0円からスタートが可能
●narabee
イベントなどの物販運営をサポートするSaaS型モバイルオーダー・決済サービス
●モノセンス
タレントや有名人、キャラクターとライセンス契約を結び、商品の企画開発やEC サイトでの販売・プロモーション活動・ライセンス運営など、ヒット商品を創出するためのサービスをワンストップで提供
【インバウンド領域】
●トラベルバー
台湾最大級の訪日旅行メディアサイト
●マンスリーホテル
7泊以上半年以内の長期滞在に特化したホテル・宿泊施設予約サイト
(2)インキュベーション事業領域
●BeeCruise
「経験値」「ネットワーク」「データの蓄積」という3つの強みとIT技術を駆使し、既存事業の成長の加速化と新規事業の開発を実施
●Linkus
日本で働きたい外国籍人材と雇用したい日本企業、そして関係機関をテクノロジーで繋ぐSaaS型越境HRプラットフォーム
当社のPurpose(存在意義)は、「野心とテクノロジーで世界の可能性を拡げる・Nextスタンダードを創る」。日本のみならず世界中の商品を繋ぐことを目標としています。当グループがサポートすることで、世界への扉を開け日本企業や文化の可能性を最大限に引き出すことを目指します。
そのために、グローバル強化はもとより、各マーケット・各企業に対して提供できるソリューション自体も強化していこうと考えています。例えば、エンタメ領域でいうと、すでに国内から海外までも含めて一気通貫で提供しており、グッズの販売・企画だけでなく生産も手掛けられるようなサプライチェーンを構築しています。
具体的には、2023年までに流通総額1,000億円を目指します。注力事業ドメインは以下の通り。
(1)グローバルコマースセグメントにある海外購入サポート事業の『Buyee』
当社の中核事業であり、流通金額と利益面ではもっとも貢献をしている事業です。2021年はサービスの規模を大きく伸ばしました。エリア特化マーケティング活動を強化して、アメリカ・台湾からの受注が拡大しました。ローカライズにも注力しており、各国に最適な配送手段や決済等の導入を進めています。今後も高まる日本の商品への需要に応えるために、より使いやすく、よりお求めやすいサービスへ進化をさせていきます。
(2)海外マーケットプレイスとの商品連携スキーム
日本の大手ECサイトと中国のアリババ・グループが運営するタオバオなどの巨大ECモールを繋げ、日本の商品が直接海外のECモールに出品され購入ができるように当社がサポートしています。2021年3月に提携を発表し、これから流通の拡大を目指していきます。
(3)日本のエンタメ業界に特化し業界のDXを支援する商品開発・販売プラットフォーム『Groobee』
日本にいる歌手やタレント・芸術家・YouTuberなどさまざまなアーティストのグッズを企画・製造・販売(海外含む)し、また売り場であるECサイト構築までを一気通貫でサポートしています。エンタメ業界におけるグッズの販売は市場規模があり、まだサプライチェーンの多くがDXされていない状況にチャンスを感じています。