東洋レコーディングは1963年創業以来、レコード制作会社の先駆けとして、ブライダルの撮影、ビデオテープの高速プリント業務など、多種多様なアイデアをもとに発展してきました。現在では、広告代理業から次世代映像制作、音声制作、CD、DVD、BD、レコードの製造まで一貫して提供できる体制を確立しています。

メインとなるのは、放送用番組の映像編集と音声収録を行うポストプロダクション業務（テレビ編集）です。また、神奈川県座間市にある工場では、CD、DVD、BD、アナログレコードのプレス製造を手掛けています。

最近では、エンタメ業界における長年の経験と実績を活かし、Eコマースにも進出しました。人気アニメ公式ECサイトの運営のみならず、マーチャンダイジングも積極的に展開しています。

創業者の代から、社員と社員の家族が幸せに働くこと、エンドユーザーが喜ぶプロダクトやサービスを生み出すことを大切にしてきました。その結果として、取引先の企業ともウィンウィンの関係を築くことができたのだと考えています。

今後は、映像・音声の編集が中心のBtoBビジネスから、ECを核としたBtoC、DtoCビジネスへの拡大を図ります。具体的には、当社の強みである動画事業を活用し、テレビ、ネット、SNSなどにおける通販ECを強化する予定です。

ゆくゆくは、日本文化を世界中の顧客へ浸透させていく事業を展開していきたいと考えています。特に、アニメや漫画を海外に届けることで、未来の子どもたちのために貢献できるような企業を目指します。現在、世界中の子どもたちは、デジタルデバイスの普及やコロナ禍により、コミュニケーションの経験が乏しくなりつつあります。良質なコンテンツを日本から発信することで、そのような子どもたちの心を豊かにできると信じています。