ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
プラスチック成形をグローバルに展開するメーカーです。
ニッセイエコはプラスチック成形のグローバルメーカーです。ディップ成形品、押出チューブ、コルゲートチューブ、医療用チューブなど、主にワイヤーハーネスに使用するプラスチック製品を、自動車、建機、農機、医療、住宅設備、電気通信などの分野に向けて製造・販売しています。特にディップ成形品の分野で当社は業界トップの実績を誇ります。
成形、原料開発、金型製造の各部門を本社内に集積させ、プラスチック成形における原材料の配合から金型づくり、成形品の量産、販売まで、全ての工程を自社で行うオールインワン体制を敷いている点も大きな特徴です。
<当社の強み>
●アジア5カ国で9工場を展開
当社の歴史は1970年に始まりました。当初は売上が伸びず苦境に立たされたこともありましたが、1986年、起死回生の思いでタイに工場を設立したことで飛躍のきっかけをつかみました。今では、中国、ベトナム、インドネシア、フィリピンと、日本を含めてアジア5カ国に9工場を有し、海外展開する日本メーカーに製品を供給しています。
海外工場は少数の日本人駐在者で運営。現地スタッフに大幅な権限を持たせることにより、スピーディーかつ低コストな経営体制を構築しています。また、日本でも外国人材を積極的に受け入れることで海外工場とのスムーズなコミュニケーションを実現。仕事のスピードや完成度を高めています。
●IT化・業務効率化を推進
生産・販売のIT化や業務効率化に積極的に取り込み、競合との差別化を図っています。例えば、海外8工場の生産ラインを映像でリアルタイムに確認できるようにしていたり、ECサイトを自社で運営していたりしています。今後はこれらのノウハウを生かし、中小メーカーへのIT構築の提案も行っていきます。
何を目指しているのか?
2015年から5年間で、当社グループの連結売上高は20%以上の成長を果たしました(37億円→45億円)。コロナ禍でやや失速したものの、国内外のネットワークを活用し堅調な業績を残しています。
今後は、主要顧客である自動車メーカーにおいてEV化が進むのに伴い、当社の電気絶縁部品の強みを生かした製品開発と、数年前より力を入れているインフラ・医療・ヘルスケアなどの分野へも積極的にアプローチをしています。また、当社の海外拠点のリソースを生かすべく、既存製品だけでなく新製品を開発し、当社の海外工場へ水平展開することにより、市場規模も数倍に広がります。
2023年目標として、グループ連結売上高は50億円、売上高構成比は自動車部品50%、建機・輸送機20%、家電・設備15%、建材・インフラ8%、医療・ヘルスケア7%となることを目指しています。