ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
「地域とともに歩んでいく」という思いを胸に歩んできました。
当社は、1933年6月に時計専門店として創業以来、一貫して“地域密着型”を経営方針として掲げてきました。三重県・愛知県・岐阜県3県下の東海地区を中心に、時計・眼鏡・宝飾を取り扱う33店舗を運営しています。
また、全国組織のボランタリーチェーン「協同組合日本ゴールドチェーン(通称NGC)」と、メガネの全国組織「サンクス・オプティカル・グループ(通称TOG)」に加盟しています。共同仕入・共同開発によるコストダウン、大手資本と同等の販売体制を敷いています。
最近は、SDGsの取り組みとして、別関連会社で中古ジュエリーの再生事業を行っており、資源循環にも貢献しています。
何を目指しているのか?
地域のお客様に末永く愛されていくことが、一番の願いです。
今後は、同業の中小企業が集まった大きな組織を作っていきたいと考えています。
当社のように、先代・先々代などから店舗を受け継ぎ、地域に根差した事業経営を行ってきた中小企業は全国に多くあります。その一方で、大手企業の参入や地域の人口減少などにより、苦戦している同業者が多いのも事実です。
しかし私たちには、大手による画一した販売方法では真似できない、地域の顧客を大切にしてきた販売手法や顧客との信頼関係があります。そのため、親の代から継続してきた店舗を閉めるのに抵抗がある経営者も多く、老舗の店舗を閉めることで街の個性がなくなることを危惧している方も多いのです。
そこで、同業の中小企業が名前を残しつつ、連帯できる組織作りをしていきたいと考えています。川スミの経営基盤を生かしつつ、それぞれの店舗で培ってきた経営ノウハウ・ローカルマーケティング、地域間のネットワークなどの情報を相互に交換し、チームとして密に連携するようなイメージです。
ホールディングス化も検討しています。何より重視したいのは"連帯感"。もし連携する企業で優秀な経営者がいれば、その方に束ねていただくかもしれません。すでに、現在M&Aが進んでいる同業の経営者の中には、当社の共同経営者に招き入れる予定の方もいらっしゃいます。