当社は、地元である岐阜県を基盤とした地域密着型の建設コンサルタントです。創業から半世紀にわたり、県内外の多くの土木整備事業に携わってきました。

建設コンサルタントと一口に言っても事業内容はさまざま。道路・交通、河川、砂防、橋梁、地域デザイン、農業・森林、トンネル、防災、施工管理、測量、環境調査など多岐にわたります。

また、近年は積極的にDXを進めており、航空機やUAV（ドローン）に搭載したレーザー計測装置を用いた広範囲にわたる地表面の三次元観測や、同じくUAVを活用した写真測量などにも注力しています。ほかにも、奈良県橿原市における13年ぶりの洪水ハザードマップの改訂にも携わりました。

グループ会社には、総合建設業の猪野組、設計会社の鈴鹿設計事務所があり、土木工事の設計だけでなく施工に至るまで可能な体制を整えています。特に猪野組では、従来行っていた土木事業だけでなく、共同住宅、流通倉庫、商業施設、福祉施設、マンション、オフィス、リノベーション、リフォームといった民間建築の分野にまで事業範囲を拡大しています。開発事業に伴う設計及び許認可申請、造成工事などの土木工事にはじまり、建築設計から施工及び監理、竣工後のアフターフォローまで一貫して請け負っています。

三栄コンサルタントは、創業から50年以上にわたって公共土木工事を中心に行ってきましたが、近年は主に猪野組において民間土木、民間建築まで事業を拡げてきました。その流れのなかで、DX・ICTなどの最新技術を用いた新たな建築会社を立ち上げる計画があります。

従来の建築業界の常識に捉われない、さらに幅広い事業を行えるような多角的な視野を兼ね備えた会社を立ち上げるため、公共土木以外での建築に関わる様々な人材を今まで登用してきました。今後は、新たな発想を注ぎ込んでくれるパートナー企業との協業も視野に入れ、建設業界に新たなイノベーションを起こそうと考えています。