企業情報
- 設立年度
- 2012
- 代表者名
- 稲田 武夫
- 従業員数
- 605人
- 本社所在地エリア
- 関東
- 本社所在地
- 東京都千代田区神田練塀町300 住友不動産秋葉原駅前ビル8階
- 事業概要
- シェアNo.1の施工管理アプリ『ANDPAD』を提供。現場の効率化から経営改善まで一元管理できるのが特徴。経営・産業のDXを起こすワンプラットフォームをめざし、122億円の資金調達に成功している。
- 会社の特徴
- 第一業界区分
- IT・ソフトウェア・通信
- 第二業界区分
- システム・ソフトウェア
現場の効率化から経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービス『ANDPAD』
当社は「幸せを築く人を、幸せに。」というミッションのもと、現場の効率化から経営改善まで一元管理できるクラウド型建設プロジェクト管理サービス『ANDPAD』の提供を2016年より開始しました。それ以降、直感的で使いやすさにこだわったプロダクト開発と『ANDPAD』の導入・活用への徹底したサポートにより、現在では14.5万社、38.6万人を超える建築・建設業界の方にご利用いただくシェアNo.1のサービスへと成長しています。シェアNo.1というポジションを可能にした要因は3つあると考えています。
まずは、プロダクトの品質です。代表の稲田がIT業界出身ということもあり、テクノロジーへの飽くなきこだわりがあります。アンドパッドが6つのバリューとして掲げているうちの1つが、「Technology First」。職人が家づくりで妥協しないのと同様に、当社も高いプロダクト開発力を元に、ものづくりに対して妥協しない姿勢を貫いてきました。
2つ目はセールスやCSの盤石な体制です。良いものをつくったからといって広がるわけではありません。ユーザーに丁寧に寄り添い続けることで、導入企業を増やし、それぞれの企業と毎年の契約更新時に「来年もよろしく」と言われる信頼関係を築いてきました。それが月次解約率0.6%という解約率の低さにつながっています。それまでホワイトボードで進捗管理を行い、FAXでやり取りをしていたユーザーは、オンボーディング時には抵抗感を抱くこともありますが、数ヶ月後には『ANDPAD』の支持者になってくれることが多いです。
こうした妥協しないものづくりと、顧客に寄り添う体制を支えるために必要になるのが、3つ目の財務、つまりファイナンスです。これら3要素の高速サイクルを回し続けていることが、当社の強みだと考えています。
「経営・産業DX」を実現するため。6つの戦略を描いています。
建設業界の課題は、労働人口減少に伴い人材が不足し、労働生産性が低いために現場が疲弊してしまっている点です。この状況をスピーディーかつ抜本的に解決していくために、建設業界の変革に想いのある人材の採用・育成とM&A・アライアンスを進めていきます。2022年9月に行った総額約122億円の資金調達も、その本気度を示す一環です。
今後は、建設経営データ一元管理とアプリマーケット展開により多角的にアライアンスを組んでいく「経営・産業DX」を進めていきます。それを実現するため、上記のような6つの戦略を掲げています。中でも注力したいのは、「カテゴリーリーダーとしてプロダクトおよびGTMへの圧倒的な投資」です。
ある業界において複数の企業が寡占するリーダー不在の状況だと、企業同士でユーザーを取り合うことになり、ユーザーが享受できる利便性は減ってしまうという側面があります。日本では、ベーシックニーズである「衣食住」のうち「住」のカテゴリだけ、テック企業として時価総額1000億を超える企業が1社もありません。そうしたホワイトスペースの「住」の領域で唯一無二の存在を目指すのがアンドパッドです。多種多様なサービスやシステムを持つ企業とアライアンスを結び、ワンプラットフォームを実現することで、ユーザーへの提供価値を最大化できるようにしていきたいと考えています。