当社は、情報通信建設業界のリーディング・カンパニーであるコムシスホールディングス株式会社傘下のサンワコムシスエンジニアリング株式会社のグループ会社として、関東を中心に全国で事業を運営する総合エンジニアリングサービス企業です。情報通信インフラから、電気設備工事、ネットワークの構築、システム運用まで、最先端の技術力で進化するスマートコミュニティをトータルに支えています。展開している主な事業は下記の通りです。

●情報通信エンジニアリング事業
情報通信エンジニアリング事業では、光ケーブル敷設・光回線開通工事、無線基地局構築・移動体通信工事、各種交換機の設計・施工、情報通信設備の構築、ルーター・サーバの設置、 通信電源設備の設置工事、電力保安通信ケーブルおよびスマートメータ整備などのサービスを提供しています。KDDI・ソフトバンク・楽天など大手通信キャリアが主な顧客です。

●ICTソリューション事業
情報通信分野の技術を結集し、ICTのプロフェッショナルとして、お客様の情報システムの構築、大規模ネットワークの構築を担っています。具体的には、SIPサーバの設計および施工・保守、PBXの設計および施工・保守 ネットワーク監視サービス、各種スイッチ・ハブ・ルーターの設置、VoIPネットワークシステムの構築、放送設備、監視カメラシステムの構築、各種セキュリティサービス、システム運用コンサルタント、 オンサイト保守サービスなどを提供しています。

●社会システム関連事業
病院や公共施設といった建物の電気設備や通信設備の設計・施工、照明・火災報知機システムの設置などの各種工事を行っています。また、大規模太陽光発電所における太陽光パネルの設置や蓄電設備の構築も行っています。全国約15,000か所の郵便局において進めている照明のLED化など、より良い都市環境の整備に貢献しています。

●開発・請負
ネットワーク、ICT、モバイルの施工に関する建設工事機器の開発支援や、最先端通信技術を支える技術スタッフの人材派遣する開発・派遣事業を行っています。

通信機器は携帯電話からスマートフォン、タブレットなど新たな端末への移行が進み、ここ数年における情報通信の変革は急激なスピードで進んでいます。当社の業績も10年以上にわたり右肩上がりで推移しており、2022年度の売上高は44億円の計画に対して48億円に上方修正しました。

引き続き第5世代移動通信システム（5G）に対応する最先端技術により、システム構築からメンテナンスまでを提供し、超高度情報社会の実現に向けて電気・通信インフラの整備に貢献していきます。2030年度中期経営計画では、下記の施策に取り組み売上高75億円の達成を目指しています。

●既存事業の強化
・モバイル通信関連工事、電気設備工事の拡大・強化
・増員要請に速やかに応えるための技術者の確保

●新規領域への進出
・既存事業の経験を活かした、計装設備設置工事への取り組み