株式会社アクセル

株式会社アクセル

https://www.axcell.tokyo/

企業情報

設立年度
2007年
代表者名
小室 豊
従業員数
900名(正社員、派遣、契約社員、アルバイト)
資本金
5,800万円
売上高
32億円
本社所在地エリア
近畿
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田3丁目3-45 マルイト西梅田ビル4F
事業概要
関東・東海・関西エリアで人材派遣・人材紹介・紹介予定派遣事業を展開。充実した研修を実施し、販売・サービス・営業職で活躍できる若手スタッフを多数そろえています。
会社の特徴
第一業界区分
サービス・インフラ
第二業界区分
人材サービス

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

当社は、2007年に独立系の人材事業会社として設立し、「人材派遣」のほか、紹介先企業と直接雇用契約を結ぶ人材を紹介する「人材紹介」、一定期間の人材派遣を経て、期間終了後に直接雇用契約を結ぶことができる「紹介予定派遣」を手掛けています。関西での設立から11年超、この間首都圏および東海エリアにも拠点を広げ、順調に事業を拡大してきました。

当社の大きな特徴として、人手不足が深刻な販売・営業職にフォーカスし、この領域で顕著な実績を上げていることが挙げられます。特に、通信・モバイル、アパレル、化粧品、コールセンターといった領域で、お客様各社のニーズに応え、多数のスタッフを派遣・紹介してきました。これらに加え、最近では、医療事務や介護領域での実績も目立っています。

人材会社への登録希望者の間では、概して事務職の人気が高く、販売・営業職は敬遠されがちです。特に社会経験の浅い方々にとっては、高いコミュニケーションスキルが求められる販売・営業職はハードルが高く感じられる傾向にありますが、それだけに勤務期間中に大きく成長する機会に恵まれた職種でもあります。
こうした実情を踏まえ、当社では、登録希望者へのカウンセリングに力を入れ、本人が将来のキャリアビジョンを描けるよう、十分な時間をかけて導いています。尻込みしがちな登録者に対し、安易に販売・営業職を勧めるようなことは、派遣先様にとっても、本人にとっても、よい結果にはつながりません。登録者が自身の人生を見つめ、自ら前向きな決断ができるようフォローしています。

さらに、登録者数の拡大を図るうえでも、当社は独自の施策を展開しています。同業会社の多くがWeb戦略に注力する中、当社ではリファラル採用を積極的に行っており、専用システムを活用して、登録済みスタッフに知り合いの紹介を促しています。すでに8年ほど継続しているこの仕組みのおかげで、意欲の高いスタッフを安定的に確保することができています。

このほか、主に第二新卒者に対しては、不動産会社との提携による人材獲得ルートが有効に機能しています。これは、首都圏の大学を卒業後、地元に帰って就職したものの、1、2年で退職し、再び上京を目指す若者が増えていること着目した施策です。
上京希望者の多くは大学時代に馴染んだエリアに戻ることを希望し、不動産会社を訪れますが、無職の状態では物件探しも難航してしまいます。そこで、本人の了承の下、不動産会社から当社に連絡をいただき、当社で紹介可能なお仕事を提示させていただいており、特に上京希望者の多い地方については、当社の担当者が現地に出向いて説明会を開催するケースもあります。
社会人経験の浅い段階でキャリア形成につまづくと、往々にして後々の活躍の機会が限られ、本人にとってはもちろん、今後労働力不足が深刻化する日本社会全体にとっても損失となります。こうした課題意識の下、これからも若年層へのサポート施策には力を入れていきます。

何を目指しているのか?

目指す方向性の一つは、これまでアプローチできていない潜在的な登録希望者の掘り起こしです。
この路線においては、長年培ったきめ細かいカウンセリング力を活かし、元アスリートや元アイドル・タレントの就職支援に取り組み始めており、後者においてはこれまでに約50名が第二の人生を踏み出しました。今後も大手の人材会社とは異なる視点でユニークな施策を投入し、顧客企業と登録希望者の双方に対して、プレゼンスを高めていきます。

もう一つの方向性は、登録スタッフの活躍の場を広げるべく、人材事業会社の枠を超え、自ら雇用機会を創り出していくことです。特に注目している業界は、飲食を中心とするサービス業。スタッフにとっては、日々臨機応変な対応が求められる厳しさがある反面、比較的若い年代で店長などのマネージャー職を経験できることから、キャリアアップにつながりやすい職種です。

サービス業への進出は、当社にとって大きなチャレンジです。手始めとして、都内でお弁当配達とケータリングも行うカフェの経営をスタートさせており、今後、この経験をベースに、事業の本格化を目指しています。