イー・ガーディアン株式会社

イー・ガーディアン株式会社

https://www.e-guardian.co.jp/

企業情報

設立年度
1998年
代表者名
高谷 康久
従業員数
1,316人
資本金
3.6億円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都港区虎ノ門1-2-8 虎ノ門琴平タワー8F
事業概要
SNSやソーシャルゲームの開発から運用までに必要なセキュリティ対策とカスタマーサポートを提供。インターネット広告向けには、法規制に照らした表現チェックや出稿先サイトの内容チェック等を行っています。
会社の特徴
第一業界区分
IT・ソフトウェア・通信
第二業界区分
その他IT

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

サービスやコンテンツ提供、コミュニティ運営などの場として、インターネットの重要性はますます高まっています。しかし、Webサービスは、いつでも誰でもアクセスできる利便性を備えている反面、サイバー攻撃や情報漏洩、有害・不正・違法な情報の侵入といった脅威にも常時さらされており、ビジネス上大きなリスクが潜んでいることを忘れてはなりません。

当グループは、インターネット上のサービス事業者や利用者の安心・安全を確保するため、これらの脅威からサービスを守るセキュリティ事業を展開しています。SNS、ソーシャルゲームを対象に、サービスの設計・開発から、リリース前の検査、運用までの各フェーズにおいて、セキュリティ対策を総合的にサポート。運用フェーズでは、投稿監視等のセキュリティ業務に加えて、ユーザーからの各種問い合わせに対応するカスタマーサポート業務の受託事業も手掛け、CS向上に貢献しています。また、インターネット広告においては、法規制に照らした表現チェックのほか、出稿先サイトの内容チェック、入出稿管理も行っています。

「脆弱性診断」「デバッグ」といった個別のサービスに特化した事業者も多い中、当グループでは、サービスの開発から運用に至るまで一気通貫でサポートできる点が特徴であり、最大の強みでもあります。もともとは掲示板投稿監視事業を専門にしていましたが、M&Aを通じて脆弱性診断やデバッグを得意とする会社などをグループに迎え、サービス開発フェーズのサポート体制も充実させてきました。業容拡大に伴って業績も順調に伸ばし、2016年には東証マザーズから東証一部への市場変更を果たしています。

地域戦略においては、2017年にフィリピンに子会社を設立し、英語圏でも日本と同レベルのサービスを提供できる体制を整えました。今後はアジア圏に新たな拠点を設け、多言語対応を強化していきたいと考えており、海外マーケットでの上場も視野に入れています。

何を目指しているのか?

リアルの世界では、たとえば家を建てようとする人の多くは、ホームセキュリティの導入を一度は検討するのではないでしょうか。同じように、インターネット上で新たなサービスを始める際には、イー・ガーディアンのセキュリティ/カスタマーサービス導入を考えることが当たり前といわれる環境を作っていくことが私たちの目標です。インターネット上で展開されるサービスで、セキュリティ対策の必要のないものはありません。まずは、国内のデファクトスタンダードとして認知される程度まで当社サービスの質・量ともに高めていくと同時に、グローバル市場においてもデファクトとなることを目指して展開していきます。

業界内のポジション争いが本格化するのはこれからです。最近は、インターネットを介したオークションやフリーマーケットが盛んになり、シェアリングサービスもブレイクの兆しを見せています。また、テクノロジー面では、フィンテックの進化が勢いを増してきました。こうした中、不特定多数がアクセスできる環境下でのモノやカネ、情報の流通量が増えていけば、インターネットセキュリティが必要とされる機会も連動して拡大していきます。
当グループでは、個人向けの売買サイトにおいて、違法な商品、違法な取引がないかチェックするパトロール事業で実績を築いているほか、仮想通貨の取引サイトに対し、本人認証システムの運用サポートを行うなど、ネットビジネスの潮流をとらえた活動を展開しており、今後の事業拡大に向けた布石を打っています。

サービスの提供サイドでは、業務に応じた専門知識を持つ担当者による24時間365日のサポート体制を運用しつつ、AIやRPA(Robotic Process Automation)の導入も進めています。東京大学との産学連携による業界初の画像認識システムや独自のテキスト監視システムなどを開発し、品質と生産性の向上を図っています。