株式会社ELEMENTS

株式会社ELEMENTS

https://elementsinc.jp/

自分だけの要素を知ることで、より自分らしい生き方を選択できる世界に

企業情報

設立年度
2013年
代表者名
久田 康弘
従業員数
58人
売上高
16.5億円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル2階
事業概要
画像認識エンジンの研究・開発、データ分析基盤の研究・開発、衣・食・住×本人認証ソリューションの企画・開発などを行っています。特にeKYC分野では、国内シェアNo.1を獲得しています。
会社の特徴
第一業界区分
IT・ソフトウェア・通信
第二業界区分
システム・ソフトウェア

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

ELEMENTSは「自分だけの要素を知ることで、より自分らしい生き方を選択できる世界に」をビジョンに掲げ、IoTセンサーとビッグデータ、AI技術を組み合わせて、個人を自動で認証し、個人の特徴を解析して、モノ・サービスを個人に最適化するための各種ソリューションを提供しています。

多くの企業からお預かりした大量の画像データや体験データをAIに学習させ、そのデータを解析して個人を特定する仕組みは、大量のテキストデータの学習からAIが答えを出す「ChatGPT」の個人データ版と言えばわかりやすいと思います。当社の事業分野は大きく「個人認証」と「個人最適化」に分かれます。

●個人認証
デジタル本⼈確認(LIQUID eKYC)やデジタル当⼈認証(LIQUID Auth)などの個人認証サービスを事業者に対して提供しています。なかでも、オンライン本⼈確認サービス「LIQUID eKYC」は当社グループの売上の約7割を占める主力サービスです。

LIQUID eKYCは、ネット上での契約やアカウント登録、口座開設時などに必要な身元確認をオンライン完結で行うサービスで、⾦融機関の⼝座開設や通信会社の回線契約のほか、シェアリングサービスやマッチングサービスでも活⽤されています。累計本人確認件数は2,000万件を突破し、eKYC市場におけるベンダー別売上金額シェアで4年連続No.1※を獲得しています。

※ITR「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2023」eKYC市場:ベンダー別売上金額シェア(2019年度~2022年度予測)

●個人最適化
個人認証に加え体型解析・購買解析・空間解析などの技術を駆使し、「あなただけの服」「あなただけの店舗」「あなただけの居場所」を実現する、“究極のパーソナライゼーション”に取り組んでいます。

個人最適化の対象は衣食住の全般に広がります。例えば、「⾐×個⼈最適化」なら、その人にぴったりの靴や衣服の提案が可能になります。「住×個人最適化」なら、住宅機器とスマホアプリを連携させ、空調や照明などを自動制御し、個人の快適な暮らしをサポートするサービスの提供が実現します。実際にアパレルメーカーや不動産会社などで当社のソリューションが使われ、全く新しい顧客体験が創出されています。

何を目指しているのか?

個人認証の市場規模は将来的には約1.2兆円にまで拡大すると当社では想定しています。当社は、「ビッグデータによる機械学習精度の高さ」「高い収益性を実現するビジネスモデル」「リーディングカンパニーへの導入実績」などの強みを生かし、まずは主力事業である個人認証ソリューションの業界内でのシェア拡⼤を図ります。また現状は金融や通信業界の顧客が中心ですが、今後はあらゆる業界へのサービス提供を図っていきます。

さらに、すでにeKYCを導入している企業にデジタル当人認証(LIQUID Auth)を提供するなど、機能追加によるアップセルを図るほか、「個人データの利活用=個人最適化」の領域で成長を実現します。現在はインドネシアなどで行っている海外事業も、アジアを中心に積極的に拡大していきます。