ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
当社は単一事業で訪問看護に取り組む、唯一の上場企業です。ミッションは、もう一人のあたたかい家族として、在宅生活の安心を届け、地域社会へ貢献すること。訪問看護を通して在宅医療の底上げを図ります。
超高齢社会を迎えた日本では、国民の自宅療養ニーズへの対応や、病床削減による医療費抑制といった背景のもと、入院治療から在宅医療への移行が進みつつあります。その結果、急速に在宅医療・介護市場は拡大し続け、2040年時点で市場規模が36.2兆円に達すると見込まれています。
在宅医療の大きな一角を担う訪問看護も注目を集めており、全国では既に10,000件を超える訪問看護ステーションがあります。しかし従業員が5名以下のステーションが多く、事業をスケールできている事例はほとんどありません。
そんな中、当社は全国22箇所に拠点を設置。2,000人超の利用者を抱え、訪問看護事業単体で圧倒的な売上を記録しています。医療福祉とビジネスの観点をかけ合わせ、業界が抱える課題を乗り越えたことが、大きな成長要因であるといえるでしょう。
【事業内容】
●訪問看護事業
・訪問看護
看護師が自宅に訪問し、看護ケアを提供するサービス
・訪問リハビリ
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が利用者の自宅に訪問し、日常生活の質を向上させるために必要なリハビリテーションを提供するサービス
【強み】
●事業効率性
・商圏の限定
効率的な訪問ルートを組むことで、提供単位数を増加させています。
・ITクラウドシステムの活用
紙の書類に関わるオペレーションコストを大幅に削減しています。
●利用者獲得力
利用者の流入チャネルである医療・介護施設と密にコミュニケーションを取ることで、地域連携における優位性を確保しています。
●人材開発力
訪問看護の領域では、経験を持つ看護師が少なく、リソース不足が顕著でした。当社では、未経験でも3か月で独り立ちできる、独自の育成プログラムを開発し、人材確保へとつなげています。
何を目指しているのか?
2023年末時点の目標は売上約17億円、営業利益約1億7000万、利用者数2,300名。訪問看護事業を、より一層拡大・強化します。
具体的な施策は、医療人材(看護師・医療セラピスト)の確保とサービス拠点数の増加。当社でも独自に取り組みを進めつつ、M&Aや資本業務提携を活用することで、よりスピーディーに施策を実行していきたいと考えています。