企業情報
- 設立年度
- 2002年
- 代表者名
- 谷口辰成
- 従業員数
- 111人
- 本社所在地エリア
- 関東
- 本社所在地
- 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル20F
- 事業概要
- AIによる画像認識技術と監視カメラ・入退室管理システムをかけ合わせた「AI×セキュリティ」ソリューションを提供。ソフトとハードの両面をカバーする物理セキュリティシステムの構築に強みがある。
- 会社の特徴
- 第一業界区分
- IT・ソフトウェア・通信
- 第二業界区分
- システム・ソフトウェア
当社は、「AI(画像認識) x セキュリティで新しい価値を創る」というビジョンを掲げ、AIによる画像認識技術を活用した、入退室管理システム・監視カメラのソリューションを提供しています。
最大の強みは、「ソフト」と「ハード」を統合した物理セキュリティシステムを構築できること。セキュリティ分野では、ソフトウェアとハードウェアが別々に導入されることが多く、その統合には高い技術力と専門性が求められます。
当社は、長年培ってきた実績とノウハウを生かし、ソフトウェアからハードウェアまで一気通貫で実装。多様化・複雑化する顧客ニーズに応えてきました。
また、事業の核に、AIの画像認識技術を据えていることも特徴です。空間の中から特定の人やモノを見分ける高度な技術を土台に、入退室管理の顔認証や、監視カメラの情報解析など、セキュリティソリューションの幅を拡大。特に入退室管理用途の顔認証技術は、国内シェアNo.1を獲得しています。
【主な事業】
●SECURE AC(入退室管理システム)
QRコードや指紋、顔を組み合わせた多要素認証ができる、入退室管理システムです。システムのフレキシブル性も高いため、オフィスの段階的な拡張や、多拠点管理にも優れています。
●SECURE VS(監視カメラシステム)
商業施設やビル、工場の監視カメラシステムです。特徴は、映像を有効活用するための機能を多く搭載していること。膨大な録画情報の中から重要な場面を特定したり、複数の時間帯の映像を同時に再生したりできるので、オペレーション分析や運用改善につなげることができます。
●SECURE Analytics(画像解析ソリューション)
監視カメラの映像を分析する、画像解析ソリューションです。主な導入先は商業施設で、施設内の混雑状況や入退店情報を可視化するのに役立ちます。解析データはリアルタイムでリテールメディアに反映することも可能です。
●SECURE AI STORE LAB(無人型店舗)
AIの画像認識技術を活用した、レジのない無人決済店舗です。入店時にQRコードをかざすだけで、その後の購買行動をカメラを通してAIが分析。必要なものを手に取って退店するだけで決済が可能です。
防犯カメラ・入退室管理の市場を足がかりとして、セキュリティ市場やIoT市場へ進出していきます。また、海外進出も視野に入れ、今後セキュリティ需要が大幅に高まると予想される新興国でのシェア拡大も狙っています。
【具体的な施策】
●既存ビジネスの拡大
パートナー企業との連携を通じ、セキュリティサービスの拡充を図ります。特に注目しているのは、サイバーセキュリティ領域です。物理セキュリティとネットワークセキュリティの垣根がなくなりつつある中、双方のリスクマネジメントをシームレスに実現するサービスを開発したいと考えています。
●リテールDX
無人型店舗「AI STORE LAB」を、リテール業界のDXソリューションとして発展させます。ポイントは、AIによる画像解析を通して、リアル店舗における購買行動とオンラインの情報をつなげること。顧客が商品を手に取ると、それに関連する情報が店内のデジタルサイネージに表示されるなど、AIが買い物をサポートする仕組みの構築が目標です。
●海外展開
ASEANをはじめ、海外での事業展開を目指します。著しい発展を遂げる新興国では、セキュリティインフラの需要が高まっており、巨大な市場が広がっています。そこで当社は、グローバル企業と接点を持ちやすい韓国を起点とし、グローバルマーケットへ進出する予定です。