GROVE株式会社

GROVE株式会社

https://grove.tokyo/

企業情報

設立年度
2012年7月
代表者名
北島 惇起
従業員数
35名
資本金
3,265万円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都渋谷区神宮前6-18-3 神宮前エスビル6F
事業概要
YouTubeを中心とするソーシャルメディアで活躍するインフルエンサーを活用したプロモーション事業を軸に、毎年2倍成長を実現。今後はインフルエンサーを活用したエンターテインメント事業にも取り組みます。
会社の特徴
第一業界区分
広告・出版・マスコミ
第二業界区分
広告

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

当社は、YouTubeを中心とするソーシャルメディアで活躍するインフルエンサーを活用したプロモーション事業を軸にビジネス展開。毎年、売上が前期の2倍近くに達するという急成長を遂げています。

当社ではインフルエンサーを“クリエイター”と位置付けており、約140名を当社専属として抱えているほか、約1,000名のフリークリエイターが登録。彼らのクリエイティブ力・発信力、そしてTV番組制作経験者も多数所属する当社の動画制作力を強みに、インフルエンサーマーケティング業界において確固たるプレゼンスを築いています。

現在手掛けているのは、以下の4事業です。

●プロダクション事業
ぬーん、かやくま、ヘンジンマジメといったトップクリエイターをはじめとする専属クリエイターのブランディングから作品のプロデュース、撮影の協力など彼らの創作活動を全面的にサポートしています。

●インフルエンサーマーケティング事業
企業のサービスや商品を効果的にPRするため、最適なプロモーション施策の提案と実施を行います。クライアントに対する課題のヒアリングから施策の企画・提案、インフルエンサーのキャスティング、制作、投稿・配信、結果レポートまで、ワンストップで提供できる体制を築いています。
超大手の広告代理店より多数の案件を任されているほか、デジタル系の広告代理店約100社との取引関係があり、クライアントから直で受けるケースもあります。
当社が担当した案件の中で、特に知名度が高いのは、韓国発の自撮りアプリ「SNOW」の日本におけるプロモーションです。日本進出にあたってのコミュニケーション設計から当社で手掛け、App Storeセールスランキング500位台から1位まで、インフルエンサーマーケティングの力でサポートしました。

●クリエイティブ事業
動画を中心としたクリエイティブ制作を手掛けており、クライアント案件のための企画・制作・配信を担っているほか、生配信技術などを駆使し、クリエイターの制作活動のサポートも行っています。
原宿に自社スタジオをかまえ、撮影機材や小物等も完備しているため、コストをおさえた映像制作が可能。GROVEの母体であるTV番組制作会社のノウハウを活かし、数秒の簡単な動画から映画館で上映できるレベルのハイクオリティな映像まで要望にあわせた映像作品を制作しています。

●キャスティング事業
依頼内容に合わせ、イベントの出演者などをキャスティング。所属・登録クリエイターの中から、最適な人材を選定しています。

何を目指しているのか?

現在、軸足を置いているプロモーション分野に加え、今後はエンターテインメント分野においてもビジネス機会を広げ、2、3年中に売上規模を現在の約20倍となる100億円まで拡大することを目指しています。

この大きな目標に向け、以下の4つのポイントに注力しています。

●クリエイターの数と質の向上
当社ビジネスの核をなしているクリエイターの供給力を高めていくことが、事業の規模・領域を拡大していくうえで不可欠です。所属クリエイター数は、2019年度中に現在の5倍となる700名まで増やす計画です。

●クリエイターの発信力の向上
所属・登録クリエイターの持つ発信力を効率的に高めていくため、ファンを集めやすいコンテンツの特徴を探るというマーケットインの発想と、各クリエイターの得意とするコンテンツを最適な視聴者に届けるというプロダクトアウトの発想、双方の路線で成功の法則を導き出すことに取り組んでいます。
後者では、あるコンテンツに対して「いいね」やコメント、シェアをした人の情報から、そのクリエイターのコアなファン像を仮説として創り上げ、リーチ策のトライアルと結果分析を繰り返しながら、より高精度なペルソナへと進化させていく手法を開発中です。

●クリエイターのエンターテイナー化
エンターテインメントの舞台が急速にオンラインへとシフトする中、オフラインのイベント等におけるアーティストやタレントの集客力が相対的に下がり、代わって人気インフルエンサーの持つ集客力に注目が集まるようになっています。しかし、多くのインフルエンサーは集客面では力を発揮しても、集まった観客を満足させられるだけのショーを演じる力は持ち合わせていないのが現状。オフラインのエンターテイメントの世界でインフルエンサーを活かしていくには、それなりのプロデュース方法を開発していくことが必要です。
こうしたビジョンの下、当社は2019年3月に、日本最大の音楽番組専門チャンネル「スペースシャワーTV」を運営する株式会社スペースシャワーネットワークの連結子会社となりました。オフラインのエンターテイメント領域でクオリティの高い作品を送り出し続けている同社のノウハウを吸収しながら、当社の所属・登録クリエイターがリアル世界のエンターテイナーとしても成立するよう、プロデュース力を高めていきます。

●既存タレントのソーシャルメディア進出をサポート
前項の逆の流れで、オフラインで活躍しているタレントたちも、インターネットへと進出してきています。最近では、女優の本田翼さんや芸人の梶原雄太さん(キングコング)のYouTubeチャンネル開設が話題になりました。こうしたニーズを取り込むべく、既存タレントがソーシャルメディアに進出する際、「一括してGROVEに任せよう」と選んでいただけるノウハウを構築していきます。