企業情報
- 設立年度
- 2013年
- 代表者名
- 芹澤 雅人
- 従業員数
- 1,196人
- 本社所在地エリア
- 関東
- 本社所在地
- 港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー
- 事業概要
- クラウド人事労務ソフト『SmartHR』を手がける。従業員データベースを核に据え、バックオフィス領域でのマルチプロダクト戦略を展開。アプリストアなどを通じて、他社サービスと柔軟に連携できるのも強み。
- 会社の特徴
- 第一業界区分
- IT・ソフトウェア・通信
- 第二業界区分
- システム・ソフトウェア
当社は、「労働にまつわる社会課題をなくし、誰もがその人らしく働ける社会をつくる。」というミッションのもと、人事労務クラウド『SmartHR』を提供しています。労務管理クラウドとしては、2018年から6年連続シェアNo.1(※)を獲得しています。
※デロイト トーマツ ミック経済研究所「HRTechクラウド市場の実態と展望 2023年度版」労務管理クラウド市場・出荷金額(2023年度見込) https://mic-r.co.jp/mr/03030/
【主な強みと特徴】
●マルチプロダクト戦略による領域拡張
1. タレントマネジメント領域への進出
従来の労務管理機能に加え、従業員サーベイや人事評価といったタレントマネジメント機能を拡充しました。タレントマネジメント領域のプロダクト競争は熾烈ですが、『SmartHR』では、労務管理で蓄積した従業員データベースを活用することで、データ収集およびデータ連携コストを抑えられるという優位性があり、新規導入はもちろん、他社サービスからの乗り換えも増えています。
2. 情シス領域への参入
2024年7月25日、SmartHRのホーム画面から企業が導入している外部クラウドサービスにワンクリックでログインできる「IdP機能」をリリースしました。『SmartHR』のアカウントを用いて外部サービスにログインできるもので、情報システム部門が抱えるセキュリティやパスワード管理の課題解決を目指します。
●プラットフォーム志向
1. プロダクトの拡張性
開発当初から、従業員データベースという基盤のもと、複数のアプリケーションが紐づいていく「プラットフォーム」モデルを志向していました。プロダクトを追加しやすい構造になっているため、マルチプロダクト戦略をスムーズに実行できます。
2. プロダクトの統一性
メインプロダクトは全て内製で開発。さらに、社内組織はプロダクト別ではなく、職能別・機能別で構成されているため、各プロダクトで統一的なユーザー体験を提供できます。
●他社サービスとの柔軟な連携
アプリケーションストア『SmartHR Plus』を通じ、他社サービスを効率的に利用可能です。その他、API連携やCSV連携なども合わせて活用することにより、個社ごとの細かいニーズに対応した業務効率化システムを構築できます。
今後は、既存領域を強化しつつ、新規領域へも積極的に進出し、マルチプロダクト戦略を推し進めていきます。
●領域の拡大
労働にまつわる社会課題を解決するには、人事労務のみならず、バックオフィスのあらゆる業務を効率化していくことが必要です。まずは情シス領域のプロダクト・サービスのラインナップを拡充しつつ、ゆくゆくは総務・経理・法務といったその他バックオフィス領域へも進出していきたいと考えています。
●M&A
当社はこれまで、自社採用かつ自社内製で事業を拡大してきましたが、今後はM&Aにも積極的に取り組んでいく予定です。2023年に事業譲受した『メタップスクラウド』のノウハウが、ID管理のIdP機能の土台となったように、相手企業とのシナジー創出を通して、事業領域の拡大を加速させていきます。