当社は、スマホでの利用をメインとしたマンガアプリ「マンガBANG!」を運営しています。
「マンガBANG!」は、基本無料で利用することができ、一日一定話以上を読みたいユーザーのみ課金が発生するというフリーミアムサービスです。
途中巻から有料のみになるサービスが多い中、1日の無料利用の制限はあるものの、多くの作品が全巻無料対象となっていることが特徴となります。
また、講談社、集英社、秋田書店などの有名出版社が当該無料対象コーナーに提携してくださり、アクション、ファンタジー、スポーツ、恋愛など、幅広いジャンルの作品を網羅しています。
アプリのダウンロード数は3,000万を超え、国内最大級のマンガアプリに成長しました。
企画・開発から運用・広告配信に至るすべての業務を内製しているため、アプリのUI面だけでなく、営業、プロモーション、広告運用といったビジネスサイドのノウハウにも強みを持っています。そして各部門が連携し、一気通貫で繋がることで、常により良いサービスへとブラッシュアップすることができています。
こうした運営体制のおかげで、作品の提供元である出版社各社とも強固な信頼関係ができており、より良い作品を提供していただけるという好サイクルが生まれています。
◆理念
当社は「世界にチャレンジするインターネットサービスを創る」を理念に掲げ、エンジニアファースト、プロダクトファーストの発想を大切にしています。
代表の私、佐久間は以前、ベンチャーキャピタルに勤務し、多くのインターネット企業への投資に携わりました。その際、多くの会社で経営陣や営業部署が注目されており、プロダクトやそれを生み出しているエンジニアが社内下請けのような状態で、彼らに対するリスペクトが不足しているように感じ、課題意識を持っていました。
アプリやWebサービスの関連事業は、今後グローバルベースでますます規模を拡大していくでしょう。こうした中で、日本が国際競争力を高めていくためには、エンジニアをもっと子どもたちが憧れるようなステータスある職業にしていくことが重要であり、当社もその一翼を担っていきたい。アプリの企画・開発段階からすべて内製しているのも、エンジニア主体のサービス開発会社でありたいと考えているからこそです。
◆具体的な戦略
【マンガ関連事業の拡充】
現在数百万の月間アクティブユーザー数基盤、マンガアプリ運営のノウハウを利用して、以下の施策を展開して、売上拡大を目指します。
・オリジナルコンテンツの開発ならびにIP事業展開
異世界ファンタジー、恋愛系のジャンルを中心に当社オリジナルコンテンツ制作を行っており、現在50作品を連載中です。また、子会社でWebtoon制作も行っています。現在、100作品の連載を目指して、コンテンツ制作本数を拡大中です。これらのオリジナルコンテンツの中で、特に人気の高い作品については、アニメや映画、キャラクターグッズなどのIP事業を展開していくことも視野に入れています。
・海外展開
海外市場向けに英語版アプリ「MANGA BANG!」を展開。市場の動向を見定めながら、本格展開を行う。
【マンガ関連事業以外の領域への進出】
マンガ関連事業でグローバルにユーザーを獲得した後のビジョンとして、他領域への進出も想定しています。マンガアプリのユーザー基盤を生かしやすい、親和性の高いビジネスに手を広げ、クロスセルを図っていきたいと考えています。
現在は、日本のキャラクターグッズ、トレカ等扱う越境ECサービス「Fandom Tokyo」を運営する他、子会社で、SES事業、SEOメディア「LogsFix」、オンライン診療支援サービス「ウィズマイメディカル」の運営を行っています。