ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
セガサミーグループは、2004年、ゲームメーカーのセガと、遊技機メーカーのサミーが経営統合して誕生した企業グループです。現在、主に以下の3分野で事業を展開しています。
○遊技機事業
パチンコとパチスロの遊技機事業を展開。これまで、「北斗の拳」や「アラジン」など複数のIPでヒットを生み出してきました。トップシェアを確保しているパチスロ遊技機では、斬新な遊技性を備えた機械を継続的に開発・供給し、市場の活性化をリードしています。一方、パチンコ遊技機では、開発力の強化に取り組み、市場におけるプレゼンスの向上を目指しています。
○エンタテインメントコンテンツ事業
アーケード(業務用)・コンシューマ向けの各分野で革新的なゲーム製品を世に送り出してきたセガの開発力をデジタルゲーム分野に投入し、さまざまなゲームタイトルを開発。デジタルゲーム分野で「グローバルマーケット・トップ3」を目指しています。また、ゲーム以外にも、アミューズメント施設の運営やアニメーション制作、おもちゃなど、さまざまな遊びのコンテンツを提供しています。
○リゾート事業
当グループの新たな収益機会として、ホテル、エンタテインメント施設、ゴルフ場、商業施設、カジノオペレーション等の開発、運営を行っています。運営施設には、宮崎県の複合施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」や、韓国の統合型リゾート(IR)施設「パラダイスシティ」等があります。
以上のような事業を日本国内だけでなく、欧米、アジアを拠点に展開し、世界中でクオリティの高いエンタテインメントを提供することで、世界ナンバー1のエンタテインメント企業を目指しています。
何を目指しているのか?
時代に合ったエンタテインメントを市場に提供し続けていくためには、社会の変化に機動的に対応し、経営資源の最適化や事業構造の変革に取り組んでいくことが重要です。当グループでは、遊技機事業による安定的な収益の創出を図るとともに、グローバルでのデジタルゲーム分野の強化を図ることで、総合エンタテインメント企業グループとしての強固な地位の確立を目指しています。さらに、中長期のグループの発展を見据え、横浜などで計画されているIR事業への参入準備を進めています。
これらの戦略を遂行する手段の一つとして、国内外を問わずM&Aや業務提携等を進めています。そこで中心的な役割を担っているのが私たち投資マネジメント部。グループ内の各事業会社とは独立したかたちでM&Aや業務提携、出資などの検討を行う、いわゆるCVC(Corporate Venture Capital)です。
投資マネジメント部では、すぐにシナジーが見込める分野はもちろん、短期的にはシナジーが見込めなくても、中長期的には既存事業とシナジーが生まれるかもしれない分野にも注目しています。そして、「IPO直前などで着実にリターンが見込めそうな会社」もしくは「リターンが出るかどうかはわからないものの、応援したい会社」という両極端な方向性で、実際に投資を行っています。これまで、ブロックチェーン、量子コンピュータ、宇宙開発、AR/VRといった分野の企業への投資実績があります。