株式会社AKIBAホールディングス

株式会社AKIBAホールディングス

https://www.akiba-holdings.co.jp/

持続可能な未来社会をITで実現する

企業情報

設立年度
1983年
代表者名
堀 礼一郎
従業員数
241人
資本金
1億円
売上高
158億円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都中央区築地2-1-17 陽光築地ビル 7F
事業概要
5G/LPWA等の通信建設工事事業(折衝/設計/施工/保守)、メモリ製品/IoTデバイスの開発/製造/販売事業、高性能計算機の開発/販売事業、その他IT/IoTを活用した幅広い事業を展開しています。
会社の特徴
第一業界区分
メーカー
第二業界区分
電子・電気機器

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

当社は、電子部品および電子機器の開発・製造・販売を行う株式会社アドテックとして、1983年にスタート。メモリモジュール、フラッシュメモリの開発・製造・販売を軸に、市場の拡大と共に成長を遂げ、2004年にはジャスダック上場を果たしました。

一方で、メモリ周辺市場の特性として環境変動が非常に大きいことから、2014年3月期以降、M&Aを活用して次々と新規事業へ参入し、新たな収益基盤を開拓。
2015年10月には、多角化経営を支えるため、株式会社AKIBAホールディングスを純粋持株会社とするホールディングス体制へ移行しました。
現在は5つの事業会社を抱える企業集団となっています。

それぞれ専門領域の異なる事業会社がグループ内に集まったことにより、互いの強みを活かした連携も生まれています。
たとえば、バディネットは近年、大手通信キャリアの社外パートナーとして、5G/IoTサービスの開発プロジェクトに携わっており、アドテックに監視端末などIoTデバイスの開発機能があることから、協働してプロジェクトに貢献しています。
また、マンションなどへの無線LAN導入工事も手掛けています。これに伴い、マンション管理会社や工事会社への調整業務においては、コールセンター運営を専門に行うiconicStorageと協業しています。
今後もグループ内のリソース活用の最適化を進めつつ、総合力で市場のニーズに応えていきます。

何を目指しているのか?

5G/IoT時代を迎え、私たちの生活は今まさに大きく変わろうとしています。
これらの分野において、バディネットは5G/IoT時代のインフラパートナーとして「通信建設テック™️」をコンセプトに掲げ、通信キャリアとの直接取引でインフラ構築工事を中心に、5G/IoT向けの各種通信建設工事事業を展開し豊富なノウハウを持っており、アドテックはIoTデバイスで既に多くの実績を積んでおります。

バディネットの「通信建設テック™️」は、直近の5G/IoTデバイスの普及と市場規模の拡大に対応するため、ICTの徹底活用で通信建設業界の新たな基盤作りとコストの適正化を追求する、IoT時代の通信建設の最適解です。

5G/IoT時代の2035年はIoTデバイス1兆個の時代となり、農業や製造業、医療など、産業分野を問わず活用され、自動車・家電・文具など多種多様なものがインターネットに接続されます。
このマーケットは第4次産業革命と言われるほどに巨大で、私たちの生活を大きく変える出来事です。

このIoT時代に我々通信建設会社はどのように対応できるでしょうか。
現在の通信建設業界の構造では時代の流れに対応できなくなることは必至です。そして一番大きな問題はコスト面です。

人手不足・職人に依存する高コスト体質や高齢化の問題、1人につき100個のデバイスが割り振られる時代では、商材情報や部材などの膨大な情報管理も発生するでしょう。携帯キャリア各社へ多くを依存している体質も考え直すタイミングかもしれません。

現在、iConstructionやDXなどと言われているように、建設工事業界にもデジタル化の波は及んできておりますが、そこ対して各社十分な検討が出来ているとは言い難い状況です。
デジタル化に対応するには、何から、どのように着手すれば良いのかを漠然と思考しながらも
日々の現場管理、工事施工に対しての安全管理などで対応が後手に回ることが多いでしょう。
ただ、前述のようにIoT時代はすぐそこまで来ており、対応は急ピッチで進めなければなりません。

このように、通信建設業界が目前に迫る超巨大マーケットへ対応するため、バディネットは「通信建設テック™️」で、IoT時代の最大の壁であるコストや業界体質を改革していくことを提唱しています。

既に「通信建設テック™️」の様々なトライアルの場として、キャリアへ依存しない独自のローカル5GやLPWAサービスを展開する事業体に対し、バディネットは折衝/施工管理/設計/工事の対応を着手しております。
このトライアルでは、日々のリアルな通信建設現場を知っている当社だからこそ、現場第一主義の最適なICTを活用する準備を進められています。
今後は作業員のスマートグラス着用などにより、リモートで技術オペレーターとの連携で経験不足を補ったり、基地局建設等の作業の標準化、安全の管理を実施できる体制の構築や各種報告書のデジタル化による生産性の向上なども検討中です。

そして近い将来、コスト管理やスピード感に強みが持て、熟練工に頼らない誰もが活躍できる労働環境を作り上げる「通信建設テック™️」を創造し、今後爆発的に増大していくIoTインフラ構築の需要に対しての準備をして参ります。

一方で、既存産業におけるDXにも、積極的に取り組んでいきます。その第一歩として、経営危機にあった栃木・鬼怒川の旅館を譲り受け、2020年10月1日にリニューアルオープンさせました。
ペット同伴可の温泉旅館という既存の特性を十分に活かしつつ、今後はそこにITを融合し、効果的な情報発信や新たなサービス展開へとつなげていきたいと考えています。

このように、当社はこれからも新たな収益源の獲得を目指しながらも、バディネットはコンサル業界出身の代表・堀を中心に「通信建設テック™️」で業界を変革し、IoT時代に対応した企業価値の形成を目指していきます。
AKIBAホールディングスのグループリソースとテクノロジーの力を結集して解決し、より拓かれた業界を関係者の皆さんと創り上げたいと考えています。