2000年に創業したインフォネットは、WEBサイトの受託制作からスタートしました。企業が名刺代わりにWebサイトを開設し始めていた時期で、当社はその波に乗り、WEBサイトの受託開発で事業規模を拡大してきました。
WEBサイトの開発には、企画・ディレクション、デザイン、コーディング、システム開発、運用サポートといったさまざまなプロセスがありますが、当社では各プロセスにおける専門スタッフを社内にそろえ、ワンストップでWEBサイト構築サービスを提供。中堅・大手企業、官公庁・自治体など500社以上のお客様と継続的にお取引をしています。
WEBサイトコンテンツ管理の効率化を図るため、自社でCMS(コンテンツ管理システム)の開発を進め、ここからもう一つの事業の柱が生まれました。2011年、社内システムをベースにパッケージ化した、オールインワン商用コンテンツ管理システム『infoCMS』をリリース。CMSツールにはオープンソースのものからソフトウェアメーカーが提供するものまで多数ありますが、なかでも『infoCMS』の強みは使いやすさにあります。操作性を徹底的に磨き抜くことで、専門的な知識をお持ちでない現場の担当者様がストレスなく使いこなせる簡単操作を実現。CMSの国内シェアで7年連続でトップシェアを獲得しています。
最近では、WEBサイト制作に留まらず、お客様の業務改善DX、WEBマーケティングをさらに強力に支援するため、AI技術を用いたチャットボットやレポーティングシステム、またアナリティクスシステムの開発等、周辺プロダクトの開発を積極的に行っているほか、サイト内検索、サイバーセキュリティ等を展開する事業者様と業務提携を行うことで、効果的、効率的なWEB運用、業務改善DXを加速させる取り組みを強化しています。
当社は2019年6月に現在の東証グロース市場に上場しました。上場によって新たなステージに入ったという認識の下、これまでのWEB制作会社 兼 CMSメーカーの枠を超え、WEB技術を元にした業務改善DX、WEBマーケティングを総合的に支援し、日本全体の労働生産性を向上させることを目指しています。
現在、当社は、CMSやAIツール、WEBサイトの受託開発、WEB広告の企画・情報設計といった分野ではソリューションを提供できていますが、お客様の業務改善DXを総合的に支援するという意味では手薄な分野もあります。それらのソリューションを、自社開発あるいは他社製品の販売代理、パートナーとの連携などによって提供することで、WEBサイトをプラットフォームした、業務改善DX、WEBマーケティングを総合的に支援し、顧客事業価値を創造し最大化させることを目指します。