何をやっているのか?
2000年に福井県で創業したインフォネットは、Webサイトの受託制作からスタートしました。企業が名刺代わりにWebサイトを開設し始めていた時期で、当社はその波に乗り、Webサイトの受託開発で事業規模を拡大してきました。
Webサイトの開発には、企画・ディレクション、デザイン、コーディング、システム開発、運用サポートといったさまざまなプロセスがありますが、当社では各プロセスにおける専門スタッフを社内にそろえ、ワンストップでWebサイト構築サービスを提供。中堅・大手企業、官公庁・自治体など500社以上のお客様と継続的にお取引をしています。
Webサイトコンテンツ管理の効率化を図るため、自社でCMS(コンテンツ管理システム)の開発を進め、ここからもう一つの事業の柱が生まれました。2011年、社内システムをベースにパッケージ化した、オールインワン商用コンテンツ管理システム「infoCMS」をリリース。CMSツールにはオープンソースのものからソフトウェアメーカーが提供するものまで多数ありますが、なかでも「infoCMS」の強みは使いやすさにあります。操作性を徹底的に磨き抜くことで、専門的な知識をお持ちでない現場の担当者様がストレスなく使いこなせる簡単操作を実現。CMSの国内シェアで6年連続で第1位※を獲得しています。また、同シリーズの商品として、クラウド型統合顧客管理システム「infoCRM®」も提供しています。
※出典:ITR「ITR Market View:ECサイト構築/CMS/SMS送信サービス/CLM/電子契約サービス市場2021」
SaaS型CMS市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア(2016~2021年度予測)
最近では、お客様のWebマーケティングをさらに強力に支援するため、AI(人工知能)関連プロダクトの開発にも力を入れています。2019年には、AIチャットボット「Q&Ai」、リリース音声・テキスト解析AIプラットフォーム「Repotti」をリリースしました。「Repotti」は、Chatwork社の「Chatwork」、サイボウズ社の「kintone」とシステム連携するなど、活用シーンが広がっています。
何を目指しているのか?
当社は2019年6月に東証マザーズに上場しました。上場によって新たなステージに入ったという認識の下、これまでのWeb制作会社 兼 CMSメーカーの枠を超え、Webマーケティングのワンストップカンパニーとしての地位を確立したいと考えています。
現在、当社は、CMSツールやAIツール、Webサイトの受託開発、Web広告の企画・情報設計といった分野ではソリューションを提供できていますが、マーケティングオートメーションツールの提供や、真のグローバル化に対応する多言語APIの提供など手薄な分野もあります。それらのソリューションを、自社開発あるいは他社製品の販売代理、パートナーとの連携などによって提供することで、お客様のWebマーケティングにおけるデジタルトランスフォーメーションを支援する「Webマーケティング支援カンパニー」を目指します。