ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
創業92年を迎えた電巧社。電気機器の販売と配電盤の製造を主力ビジネスとしています。「電気のコンシェルジュ」のコーポレートメッセージと、「電気の世界を変える」というミッションを掲げる電巧社が、なぜSIビジネスに注力しようとしているのか疑問を抱かれるかもしれません。
電巧社は、長きに亘り東芝製品をはじめとする商品販売で実力を発揮してきましたが、将来を見据えて「商品の提供に留まるビジネスモデルには限界がある。これからは、ソフトと組み合わせた顧客サービスが必要」との強い信念を持ちました。
また、SIの技術を融合させことにより、製造業にイノベーションを起こすことができると確信しました。
SIビジネスへの参入を決意するには、これら2つの理由だけで十分でした。
現在、電巧社が手掛けているSIビジネスは大きくわけて次の4つです。
1. エンドユーザの業務システムの開発
2. クライアントのシステム・コンサルティング
3. WEBマーケティング・デザイン開発
4. 社内業務改善システムの開発とプロダクト化
これらのビジネスに10数名のエンジニアとスタッフが携わっています。
社内業務改善システムでは、自社のメーカー部門の効率化に取り組み、そこで開発した技術をプロダクト化することを目指しています。
何を目指しているのか?
SIビジネスにおける電巧社の強みは次のとおりです。
1. システムだけに留まらず、顧客の課題に総合的なソリューション提案ができる
2. エンドユーザ―との直接契約のため、ユーザー本位のシステム開発ができる
3. WEB開発、マーケティング、デザイン開発、ディレクションと幅広く対応できる
4. メーカー向システム開発は、自社のメーカー部門でテストマーケティングができる
これらの強みに更に磨きをかけるべく、パートナーやオフショアと連携して様々な業種・業態のノウハウの蓄積をしています。
そして、自社の業務改善を通じて習得した技術やサービスのノウハウを電巧社ブランドとしてプロダクト化し、販売していく計画です。
ハードウェアの機能だけに依存せず、ソフトウェア側からのアプローチで顧客に高い有用性を提供することにより電気の世界を変えることがSIビジネスのミッションだと考えます。
また、幅広く顧客にソリューション提案ができるよう、新しい技術を積極的に取り込み、組織の強化と拡大を果たしていきたいと考えています。それが、電巧社のM&Aのねらいなのです。
SIビジネスは5年後を目標期間と定め、現在の2倍以上の人員と3倍以上の売上高を目標としています。