Ubicomホールディングスでは、少子高齢化・人材不足・グローバル化・医療問題等の社会課題の解決に資するITソリューションを提供することを理念として掲げ、主にグローバル事業とメディカル事業の2つの事業を展開しています。
グローバル事業では、フィリピンや中国にある当社の開発拠点を生かし、国内外の自動車、金融、医療、製造、小売・サービス、公共インフラなどの顧客を対象に、組込みソフトウェア開発、ビジネスアプリケーション開発、ソフトウェアテスト、システムメンテナンスといった広範なサービスを提供しています。フィリピンの拠点では、優秀なIT人材を採用・育成・活用し、日本語対応可能な大規模開発体制を構築しており、更には先進技術開発センターにおいて3A(「Automation/RPA:自動化」「Analytics:分析」「AI:人工知能」)等の先進技術を搭載した当社独自のソリューション開発に注力しています。
メディカル事業では、病院等の医療機関に対して、レセプト(診療報酬明細書)点検ソフト「マイティーチェッカー」をはじめとする業務効率化および経営改善に資するソリューション、医療データ分析エンジン、コンサルテーションサービスなどを提供しています。
IT人材の不足は我が国における深刻な課題です。一方、膨張を続ける医療費の適正化も大きな課題の一つであり、レセプトデータ等医療データの活用、医療経営の効率化が求められています。当社はこのような社会課題に対応する独自のソリューションを提供することで、確実に需要を取り込んでいます。
当社はこれまで、トップラインよりも利益の拡大を重視し、収益性の高いビジネスモデルを構築することに力を入れてきました。
また、高度人材や特定ドメインにてトップクラスの知見を有する人材への投資、そして先端技術・R&D投資の実行により、他に先駆けた新しい市場の創造と新規事業の早期立ち上げに取り組んでいます。