ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
フジオフードグループは、日本中の人々に健康的な食を提供している企業です。主要ブランドとして、釜炊きご飯と温かいお味噌汁が評判の「まいどおおきに食堂」、自由に串ネタを選び揚げる楽しさも味わえる「串家物語」、関西風の出汁と独自開発の麺が自慢の「つるまる」、“お母さんの手作り料理”をコンセプトにした「手作り居酒屋 かっぽうぎ」などを展開しています。
その他にも、大衆食堂から洋食、カフェ、スイーツまで実に40以上のブランドを全国に展開。明太子で有名な“博多ふくいち”との資本業務提携による「さち福や」、天丼・天ぷらを手軽に楽しめる「天麩羅 えびのや」、フルーツタルトの専門店「タルト&カフェ デリス」、サバを使ったラーメンが特徴の「サバ6製麺所」、“安心おやつ”がコンセプトの「はらドーナッツ」、ハワイのコナコーヒーが楽しめる「ホノルルコーヒー」、窯焼きピザ「モデナマーマ」などがあります。
国内では、北海道から沖縄まで全国に展開。昨今では、中国・上海、アメリカ、台湾、インドネシア、フィリピンなど、海外にも約25店舗を出店し、アジアを中心とした海外事業を加速しています。国内外の店舗数は直営・FC合わせて約900店舗になります。
このマルチ展開こそが当社の強みです。多種多様なブランドやロケーションの店舗を出すことで、幅広いニーズを取り込むことが可能。また、外的要因により特定のブランド・地域がダメージを受けたとしても、リスクが分散されているため、グループ全体としては安定的な経営を行うことができています。
何を目指しているのか?
当社は1979年に創業し、「大衆食というカテゴリーにおいて、日本一の企業になること」を目標に、国内外に積極的な出店を進めることで成長し、2019年にはJASDAQから東証一部に市場変更を果たしました。今後も大衆食カテゴリーを中心にしつつ、以下の「3つのマルチ戦略」を進めることで安定成長を目指します。
●マルチブランド:100店舗規模のブランドを10種類つくり、主力ブランドだけで合計1,000店舗まで拡大します。
●マルチロケーション:ロードサイド、ビルイン、商業施設などロケーションに合わせたブランド展開を行います。これにより地域の衰退、感染症の影響による商業施設の客数減などの影響を軽減できます。
●マルチプライス:低価格帯を中心に、さまざまな価格帯のブランドを展開します。これにより、好・不況どちらの環境下でも、幅広いニーズに対応可能となります。
また、店内飲食を主とした事業形態だけでなく、テイクアウト、宅配、物販事業などにも事業領域を広げ、収益構造をマルチ化していきたいと考えています。