企業情報
- 設立年度
- 2015年
- 代表者名
- 髙松 雄康
- 従業員数
- 100人
- 資本金
- 1億円
- 本社所在地エリア
- 関東
- 本社所在地
- 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー19階
- 事業概要
- 専門知識不要で誰でも簡単に動画制作ができるSaaSサービスのAI動画自動編集クラウド Video BRAINを中心に、コンテンツ分析のInsight BRAIN、API/MLaaS事業を展開
- 会社の特徴
- 第一業界区分
- IT・ソフトウェア・通信
- 第二業界区分
- インターネット・Webサービス
どんな業界のどんな企業にとっても、自社の商品・サービスを広めるために、もしくはよい人材を集めるために、その他さまざまな目的のために、社会に向けて何らかの情報を発信する行為は不可欠です。近年、インターネットの普及により、マスメディアに頼ることなく、手軽に情報を発信できる環境は整ってきました。しかし、クオリティの高い情報発信を行うためには、今なお一定のコストとノウハウが必要であり、この点で、大企業や大都市圏にある企業は依然、中小企業や地方企業よりも優位な立場にあります。このような格差をなくし、質の高いコンテンツをあらゆる人が作り、届けることができる世界を作りたい、またそれによって人の気持ちを動かし、世界を豊かにしたい――2015年に産声を上げた当社は、そうした強い思いを持って走り続けてきました。
特に、テキストや静止画に比べて格段にリッチな情報を伝えることができ、5G時代の主役になると考えられる「動画」にフォーカスし、ハイクオリティなコンテンツを作り、届けていくための仕組みづくりを進めています。6期目を迎えた現在は、以下の2つの事業を展開しています。
(1) SaaS事業
企業向けにインハウスAI 動画編集クラウド「Video BRAIN」(ビデオブレイン)の提供を行っています。
写真やテキストなどの素材を入稿すると、AI エンジンが入稿データを分析し、ストーリー性のある動画を作成します。誰でも簡単に数分でリッチな動画コンテンツを作成することができます。大手企業をはじめ多数の企業が業務や職種を問わず広く導入し、PRやマニュアル、採用向けコンテンツなど様々な用途で活用されています。また、SNS投稿・分析サービス「Insight BRAIN」(インサイトブレイン)との併用により動画コンテンツの企画から制作そして分析までをワンストップで実行することができます。
・動画自動生成売上高シェアNo.1
・マーケターが選ぶAI動画編集ツール No.1
・企業向けAI動画編集ツール No.1
・2019年度グッドデザイン賞
・Ruby Bizグランプリ2020 特別賞
(2) API/MLaaS(Machine Learning as a Service)事業
アルゴリズム・ソフトウェアモジュール群からなる”OPEN8 CORE TECHNOLOGY”をAPIで提供する事業です。単体での利用はもちろん複数の技術を組み合わせた利用もでき、企業のニーズに合わせて使い分けることが可能です。
また、企業が保有するプライベートデータを基に独自のモデルを構築し、”OPEN8 CORE TECHNOLOGY”と組み合わせてオリジナルソリューションの開発を行っています。
創業時から、リッチなコンテンツを簡単に創り、届けることをトータルサポートする仕組みづくりを目指してきた当社は、当初、最も基盤構築に時間のかかる「届ける」領域から着手しました。それが広告配信プラットフォームです。動画による情報発信に積極的な企業、そして信頼性の高いメディアとの関係性を築き、Webマーケティングのノウハウを積み上げてきました。
次に取り組んだのが「創る」領域です。「あらゆる人がコンテンツを創れる」世界を実現していくためには、まず自分たち自身がコンテンツ制作について熟知しなくてはなりません。中でも、取材のコストが大きく、リソースの限られた企業にはハードルの高い「おでかけ」のジャンルにあえて挑戦し、ユーザーがコンテンツの創り手でもあるという究極の仕組みを編み出しました。また、社内の動画制作プロセスを合理化するためにAI開発を進めてきたことがベースとなり、「VIDEO BRAIN」という革新的なサービスを生み出すことにも成功しました。
次のフェーズでは、いよいよ「創る」から「届ける」までを一貫してサポートするプラットフォームづくりに取り組んでいきます。そこに既存サービスの機能を活かしていくのはもちろんのこと、「VIDEO BRAIN」に続く第2弾、第3弾のSaaS開発も進めており、企業担当者の痒いところに手が届くサービスとして、進化させていきます。
海外戦略に関して、当社はシンガポールの子会社でAIエンジンの研究を行っています。2018年に国内版をリリースしたSaaS「VIDEO BRAIN」も当初からグローバル対応を意識したつくりとしており、海外版の開発も順調に進行中。「質の高いコンテンツをあらゆる人が創り、届けることができる世界」をグローバルに広げていくことを目指していきます。