ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
ヨシックスグループは、「赤ちゃんから おじいちゃんおばあちゃんまで 楽しくすごせる心・食・居を演出する」の企業理念のもと、中核企業のヨシックフーズで、居心地がよく、どこか懐かしい屋台の雰囲気を生かした居酒屋チェーンを展開しています。寿司居酒屋「や台ずし」、280円均一低価格居酒屋「ニパチ」を中心に、6つの業態で関東・中部・関西・中国・四国・九州エリアにて合計320店舗超を運営しています。
当社飲食事業の強みの源泉は、独自の出店戦略「田舎戦略」にあります。都心の1等地などでの出店は避け、1等地の周辺地域、いわば“1.5等地”や“2等地”にあたる郊外の駅前に中小型店を出店して固定費を抑制。地元の個人店ともチェーン店とも競合せずに地域一番店を目指す戦略です。地域密着型の店舗であるため顧客にはファミリー層も多く、土曜・日曜の売上も含めて安定した集客を実現しています。
また、グループに店舗内装を手掛ける建築子会社ヨシオカ建装を持っていることも大きな特徴です。もともと当社は飲食店建築に特化した建築会社として創業し、その後、収益の柱を飲食事業へと移した経緯があります。現在では、祖業である建築部門が自社店舗の設計および施工管理を手がけることで、スピーディーかつ低コストでの出・退店を実現。当社の出店戦略を支えています。
2021年1月の持株会社体制への移行後、2021年8月にはグループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)としてヨシックスキャピタルを設立。グループ既存事業とのシナジーが見込まれるベンチャー企業を対象とした投資も強化していきます。
併せて、有料老人ホーム事業への進出を検討しており、有料老人ホーム運営企業などの介護関連企業のM&A、提携も推進していく予定です。
何を目指しているのか?
中核となる飲食事業においては中期目標として全国500店舗・売上高300億円、長期目標として3,000店舗・売上高1,800億円を掲げ、これまで年間30~50店舗のペースで着々と出店を進めてきました。
近時、新型コロナウイルス感染症の影響により来店客数が減少するなど厳しい経営環境が続いていますが、迅速な業態転換や撤退により経営への影響を最小限に抑えています。足元は厳しい環境ではありますが、当社は引き続き積極的な出店戦略を取って持続的な成長を実現し、中・長期目標の達成を目指します。