日本情報クリエイトは1994年に宮崎県都城市で創業。以来、不動産業界のさまざまな業務課題を解決すべく、自社開発のITサービス・ソリューションを提供してきました。現在、主に以下の4分野で事業展開しています。
●業者間物件流通サービス
不動産会社同士がオンラインで物件情報を共有し、物件の仕入れや仲介をスムーズに行う「業者間物件流通サービス(不動産BB)」をフリーミアムモデルで展開。総会員数17,000店舗以上のお客様に利用され、当社サービス全体の顧客基盤を支えています。
●仲介業務支援サービス
当社の不動産ポータルサイトへの物件掲載から、集客、追客、入居申し込みやIT重説、電子契約まで一連の業務を支援する「非対面仲介サービス」、不動産会社に特化したホームページ作成ソフト「WebManagerPro3(WMP)」などを提供しています。
●管理業務支援サービス
物件情報管理、契約管理、家賃管理、修繕管理など、賃貸管理において必要な業務を一つのソフトウェアで一元管理できるシステム「賃貸革命」を提供。オンプレミス版とクラウド版があり、約6,000店舗に利用されています。賃貸物件総合管理システムの市場において、ターゲット層の約半数(自社調べ)のシェアを獲得しています。
●消費者支援サービス
管理会社と入居者をつなぐコミュニケーションサービス「くらさぽコネクト」などを提供しています。
各サービスはシームレスにデータ連携しており、不動産会社に対し、業務の川上から川下まで、一元管理が可能なプラットフォームを提供できていることが当社の強みです。また、全国29拠点(本社・支店)やコールセンターを持ち、お客様のシステム導入・活用をサポート。企画、開発、販売、サポートまで自社一貫体制で業務を行うことで、社内にノウハウが蓄積され、それがさらに商品強化に結びつくサイクルを構築しています。
「テクノロジーで不動産領域に革新的プラットフォームを創造する」を中期ビジョンに掲げ、不動産業に関するあらゆるサービスをワンストップで提供できる強みを生かし、顧客基盤の拡大を図っていきます。不動産BBおよび電子入居申込等の周辺サービスの無償提供によって利用者を広げ、そこからアップセルで賃貸革命、電子契約、HP運営サービスなどの有償サービスを拡大していく戦略を、今後一層加速していきます。
また、各種業務支援サービスをご利用くださるお客様に、今後は「経営支援サービス」も提供すべく、サービス開発を進めていきます。会計機能との連動をはじめ、データ分析活用、ファイナンス、ビジネスマッチングなどのメニューを想定しています。
さらに、将来的には、当社サービスに蓄積されたビッグデータを活用し、不動産業界向けだけでなく、不動産に関わるすべての人を対象に、新たな付加価値サービスを開発していくビジョンも描いています。たとえば、周辺エリアの賃料相場提示、新店舗の収益予測といったサービスが考えられます。