MRT株式会社

MRT株式会社

https://medrt.co.jp/

企業情報

設立年度
2000年
代表者名
小川 智也
従業員数
175人
資本金
4.3億円
売上高
54億円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都渋谷区神南1-18-2 フレーム神南坂3階
事業概要
医師と医療現場の課題をテクノロジーで解決するさまざまなサービスを展開。医師9万名、医療従事者34.5万名のネットワークを持ち、医療人材紹介からオンライン診療サービスを展開。2023年からアジアを中心とした海外医療事業も開始しています。東証マザーズに上場、M&A経験も豊富にあります。
会社の特徴
第一業界区分
IT・ソフトウェア・通信
第二業界区分
インターネット・Webサービス

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

MRTは、テクノロジーを活用して、医師と医療現場の課題を解決することを掲げ、さまざまな事業を展開しています。グループ全体で10を超えるサービスを運営しており、医師と医療機関のマッチングサービスが主軸事業となっております。この医師マッチングシステムは24時間365日稼働で、医療機関への累計紹介実績は200万件超えであり、日本No.1(東京商工リサーチ調べ)の実績を誇ります。

東大医学部出身者の互助組織からスタートしたMRTの最大の特長は、代表の私、小川も含め医師であるメンバーが事業に関わり、医療従事者の知見と発想を活かした事業展開にあります。

当社はこのほか、人材関連では、看護師や薬剤師向けのサービスも展開しています。また、医局・医療機関向けに、業務効率化や経営支援を目的とするサービスもあり、組織の情報共有やコミュニケーションをサポートするグループウェアの提供、医師アルバイトの給与計算・振込代行など、医療機関向けRPO・BPO事業への参入等多彩なラインアップをそろえています。

さらに、コロナ禍でも耳にする機会が増えた「オンライン診療」のサービス展開にも注力しており、オンライン健康医療相談・オンライン診療・オンライン服薬指導を提供できるアプリケーションの提供を拡大させております。本サービスは
厚生労働省と連携し、コロナワクチン接種後の副反応調査・健康相談サポートのアプリケーションとしても採用された他、現在、自治体・企業体と連携した健康創造に向けたツールとしても多く活用されています。

今後は、国内だけでなくアジアを中心とした海外医療人材に関わる主軸事業の拡大はもとより、医療ITサービスの拡充とヘルスケア領域でのITソリューションの提供に注力する予定です。

何を目指しているのか?

私たちが目指すのは、全国の医師をはじめ、スタッフの皆さんが医療に専念できるよう、その周辺のあらゆる課題やニーズへのソリューションを提供していくことです。そのためには、まずは顧客・ユーザー基盤を拡大していくことが重要です。早期に全国ネットワークを確立し、ゆくゆくは海外で同様のモデルを展開していくことも視野に入れています。

全国約30万人の医師のうち、MRTの会員は現在約9万人。残りの約3分の2の取り込みに向け、特に若手医師をターゲットとした施策を図りたいと考えています。また、看護師をはじめとするコメディカル(医療スタッフ)へのアプローチにも、今後一層注力します。

昨今のテクノロジーの進化を踏まえ、医療提供の進化とパワーアップに向けたシステム提供も推進していきます。たとえばセンサーと通信技術を活用したオンライン診療や行動療法、医師不足・スタッフ不足の現場の対応力を何倍にも拡大できるAI活用など、可能性は大きく広がっています。

また、医師の一生に寄り添うという観点から、転職や開業、さらには事業承継なども含め、ステージに応じた支援サービスを提供することにも注力していきます。この領域も裾野は広く、すでに健康食品メーカーなどとのタイアップによる医師のPR活動の支援、資金運用支援などさまざまなサービスを展開しています。今後もポートフォリオを拡充しながら、医師ネットワークの拡大につなげていきます。

なお、医療機関での診療以外にも、一般企業での健康診断、産業医としての相談対応や診療など、医師が必要とされるフィールドは多岐にわたります。こうした現場と医師人材をつないでいくことも、当社が今後果たすべき役割であると捉え、企業向け営業体制づくりにも取り組んでいきます。