株式会社イントリニティー

株式会社イントリニティー

https://in-trinity.net/

企業情報

設立年度
1982年
代表者名
服部 暁紀
従業員数
14人
資本金
1,000万円
売上高
1.5億円
営業利益
200万円
本社所在地エリア
中部
本社所在地
愛知県名古屋市名東区宝が丘72番地の2
事業概要
名古屋を本拠に少数精鋭でシステム開発を手掛け、地元名古屋の著名メーカーや大手SIerと直取引を行って、厚い信頼を得ています。現在は映像制作事業も手掛けておりITを中心に幅広いお客様に指示頂いております
会社の特徴
第一業界区分
IT・ソフトウェア・通信
第二業界区分
システム・ソフトウェア

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

代表取締役社長 服部 暁紀

代表取締役社長 服部 暁紀

イントリニティーは、名古屋を本拠に、少数精鋭でシステム開発を手掛けています。もともと1982年に内装デザインの会社として誕生し、その後、IT事業へと大きく事業転換して、今年(2021年)17年目を迎えます。

主軸の受託開発では、地元・名古屋のカラオケメーカー向けに、カラオケ検索端末や親機のタッチパネル部分のソフトウェア設計を行う仕事を長く続けてきました。また、やはり名古屋の自動車部品メーカーともお付き合いが深く、自動テストなどを含む開発プラットフォームを構築したり、複数拠点にいる開発者同士がクラウド上で協働するためのツールを提供したりしています。このほかにも、大手SIerなど、数々の一部上場企業と直で取引しており、常に多数の依頼案件を抱えています。

開発業務に加え、より上流工程にあたる技術コンサルティングのフェーズも得意としています。たとえば、カラオケ関連では、クライアント先で初めて「親機のどの機種にも対応する検索端末」の開発に取り組んだ際、企画段階から参画して、設計全体のコアとなる技術提案を行いました。案件内容によっては、当社は技術コンサルティングのみを行い、開発業務については当該分野を得意とする会社をつなぐといったケースもあり、幅広いご相談に対応しています。

さらに、社員12人という規模ながら、自社プロダクトの開発に積極的に取り組んでいることも、イントリニティーの特長です。2010年代前半、スマートフォンが普及し始めた時期には、ミニゲームやツール系のAndroidアプリを50本ほどリリース。中でも「反射神経測定」ゲームは470万ダウンロードを記録しました。

また、2018年には、ミュージシャンのクラウドソーシングプラットフォーム「YAPLE」、次いで2020年には、ライブ主催者とミュージシャンをつなぐマッチングプラットフォーム「YAPLEライブ」を立ち上げ。ユニークなサービスとして社外からも大きな注目を集めました。事業の本格化を図ろうとしていた矢先に、あいにくのコロナ禍で音楽業界全体が打撃を受けるという展開になってしまったとはいえ、当社のプロダクト開発力の高さを示すサービスであると自負しています。

何を目指しているのか?

現社名は、創業時の社名「INN企画」に、「三位一体」を意味する「トリニティー」を組み合わせたものです。2005年、2代目として代表を引き継いだ私、服部が業態転換を図ると同時に、社名も変更。「トリニティー」には、お客様と当社、そしてサービスが一体となり、社会に価値を提供していきたいという願いを込めました。

この経営理念の下、当社は今後もお客様に寄り添いつつ、当社の技術力、提案力を駆使して高付加価値のサービスを創出し、社会に貢献していくことを目指します。

目下、特に注目している領域としては、まずDXが挙げられます。昨今、クライアント先をはじめ、さまざまな会社のさまざまな現場から、紙ベースの業務をデジタル化し、生産性の向上を図りたいとの声が聞かれます。当社内でも現在、社会保険労務士と連携し、保険料計算を自動化するシステムの開発を進めており、将来的にはこれを発展させて、ERPパッケージ(統合基幹業務システム)として外販していくことを視野に入れています。

もう一つ、今後の市場の広がりに期待しているのが、再生可能エネルギー関連のサービス開発です。当社はすでに、太陽光発電システムの販売会社から相談を受け、同システムの導入先企業において日々の発電量を確認できるサービスの開発に携わっています。社会全体にSDGsの考え方が広まり、CO2排出ゼロに本格的に取り組む企業も増えている中、社内の電力使用量と太陽光発電などによる発電量をリアルタイムで見える化し、マネジメントしたいというニーズが今後高まっていくことでしょう。まだ構想レベルながら、こうしたニーズに応える自社プロダクトを開発したいという思いも持っています。