株式会社 大同機械

株式会社 大同機械

https://www.daidoc.co.jp/index.html

企業情報

設立年度
1958年
代表者名
落合 康全
従業員数
125名
資本金
3,000万円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都江東区亀戸二丁目25番14号 立花アネックスビル2F
事業概要
建設現場で活躍する足場や仮設間仕切りなどを提供。お客様の声を受けて開発を行い、大ヒット商品となった伸縮可能な間仕切り「スライドパネル」などオリジナル商品の開発も手掛けています。
会社の特徴
第一業界区分
商社
第二業界区分
専門商社

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

当社は工事現場で使用される仮設機材を開発し、レンタル・販売する事業を行っています。足場や仮設間仕切り、ハシゴ、台車など多彩な商品をそろえています。仮設間仕切りの納品時には施工・据え付けまで当社スタッフが行います。
1958年の設立以来、充実した商品ラインアップときめ細かなアフターサービスにより、大手ゼネコンや内装業者など多くのお客さまから継続的に依頼をいただいてきました。これまでに主に首都圏で顧客基盤を固めてきましたが、2018年に名古屋、2019年には大阪にも営業所を開設。さらに、北海道や中部地方でも、パートナー会社を通じた事業展開体制を整えつつあります。

当社の最大の強みは、メーカーの協力の下、現場ニーズに即したオリジナル商品を開発・提供していることです。
中でも人気が高く、当社の営業活動の切り札ともなっている「スライドパネル」は、伸縮可能なため、必要なスペースの形に簡単に合わせることができる間仕切りです。リニューアル工事には最適で、現場の作業時間を大幅に短縮できますし、再利用もできるのでコスト削減にもつながります。また、防音仮囲い「瞬間エアドーム」は、一般的には45分程度かかる仮囲いの組み立てがわずか2分で行える画期的な商品。地震や台風などの災害時に一時避難所で使うといった用途も考えられます。このほか、鉄道工事などに便利なパネル状の防音仮囲い「瞬間エアパネル」、「ホコリ飛散防止シート」など、さまざまなオンリーワン商品があり、特許を取得している商品も複数あります。
商品開発にあたって大事にしているのは、経営理念にも掲げている「お客さまの『困った』に真剣に向き合う」気持ちです。これをベースに、お客さまが本当に求めているものを把握し、提案をぶつけ、よりよいものを求めて試行錯誤を重ねていく――こうしたプロセスの中から、他社商品にはないメリットを持つ商品を生み出し、お客様との関係性強化や新規顧客の獲得へとつなげています。

何を目指しているのか?

建設業界を「建築」と「土木」に分けると、現在、当社がメインとしているのは建築分野であり、売上の9割程度を占めています。この分野では、近年はスクラップアンドビルドよりも既存の建物を活かしたリニューアル工事が選ばれるケースが増えていることを踏まえ、「スライドパネル」などのオリジナル商品を武器に、リニューアル需要の取り込みを一層強化していきます。
さらに、今後は土木分野における売上も拡大を図っていきます。近年、首都高速道路をはじめ、道路や橋梁といった社会インフラの保守ニーズが高まっていることを受け、積極的な営業活動を展開しています。

営業エリアの面では、関東圏以外への事業拡大に精力的に取り組んでいきます。中でも、建設需要の好調な関西、北海道、九州などのエリアには注目しており、拠点開設やパートナー獲得などを進めていきます。
オンリーワン商品の海外展開をしていきたいという夢もあります。環境対応に熱心な欧州や米国、さらには東南アジアを対象に、現在、市場調査を進めています。

商品開発においては、近年は自社内にもベテランの開発者を置き、体制を強化して取り組んでいます。特に注力している分野の1つは、建設現場で簡単に移動・設置できるバッテリーです。建設現場ではいろいろな電気製品を使っていることもあり、ミスや事故防止が非常に重要な課題となっていますが、簡単に移動できる高品質のバッテリーがあれば、仮設の配線が入り組んでいる現場をすっきりさせることができます。当社ではリチウムバッテリーに代わる、より発火しにくい商品の開発を進めています。
もう1つ、業界の人手不足がますます深刻化する中、省力化に大きく貢献するロボット開発にも力を入れています。たとえば、夜中に作業員がいなくなってから、ロボットが台車を動かし、エレベーターに乗って必要な階に機材を運んでおくとか、トンネル内で使われる機材をトンネルの入口に置けば、ロボットが奥まで運んでいくといった、作業員の負担を大幅に減らすロボットの具現化を目指しています。