企業情報
- 設立年度
- 2014年
- 代表者名
- 田中優成
- 従業員数
- 33人
- 本社所在地エリア
- 関東
- 本社所在地
- 東京都千代田区神田小川町3-28-5 axle御茶ノ水3階
- 事業概要
- 企業向けSMS配信サービスを主軸に、2段階認証サービスやカスタマーサービス等を提供しています。2018年東証マザーズに上場。独自に築き上げた堅牢なプラットフォームで多くの企業様をサポート。
- 会社の特徴
- 第一業界区分
- IT・ソフトウェア・通信
- 第二業界区分
- 情報処理・提供サービス
国内のパイオニアとしてSMSや+メッセージ配信サービスを展開
当社は「デジタル社会に、リアルな絆を」をビジョンに、「コミュニケートするすべての人にセキュアで最適なプラットフォームを提供する」ことをミッションに掲げ、SMS配信サービスを展開しています。
2003年に個人向けを、2010年から法人向けに始めたSMS配信サービスですが、当時日本ではほとんど認知されておらず、市場は存在しませんでした。そのため、先行する海外のモデルを参考にしながらも、ゼロからシステムを構築。前例がないものはすべて自分たちで作る。これが当社のモットーです。
2011年、日本にLINEが登場すると、それに合わせて携帯電話番号を紐づけ、本人確認の目的で「携帯電話認証サービス」を開始。翌年、ステルスマーケティングなどが問題になり、当社は先行して2段階認証の普及と浸透を図りました。この一歩先を行く独自技術で多くの企業様の信頼を得て、2019年度末には1,000社以上の企業様に導入されています。
業界のパイオニアとして、国や行政が主催する多くのカンファレンスにも参加しており、「SMSフィッシング対策カンファレンス2020」では、モバイル事業者のSMS対策向上委員会に大手携帯キャリア4社様以外で唯一、当社社長の田中優成が登壇しています。こういった積み重ねにより、当社は業界のゆくえを読める独自の立場を築き上げてきました。
また、ビジョン・ミッションを実現するため、SDGsの取り組みにも注力しています。
成長戦略と更なる成長に向けた取り組み
携帯電話番号に連動したSMS事業は順調に推移してきました。収益の柱であるSMSを利用した「二段階認証」が国内や海外ブランドに多数採用されていることに加え、大手キャリア3社様の公式アカウントサービス「+メッセージ」に、当社保有の特許を活用したサービスを組み合わせ展開するなど、技術も加え差別化や競争優位を戦略的に作り出すことでSMS事業では業界のリーダーとして成果を上げています。
同領域は5G時代の到来やDXの浸透を見据え、VRやARなどのXR技術によるコンテンツリッチなアプリ・ITサービス分野に加え、行政機関や業務自動化を目的とするロボットやIoT、金融機関や、コロナ対応で取扱量が増加している流通・物流・デリバリー領域でも利用の拡大が期待されています。当社も現状に満足することなく、さらなる優位性を確立していきたいと考えています。
また、2020年8月には携帯電話番号に連動しない(捉われない)事業領域として、「新事業領域」を立ち上げました。AIやSpeech to textを活用したコミュニケーションプロダクトを持つ企業とのサービス連携や、米国大手コミュニケーションプラットフォーム会社とのパートナー戦略を開始しています。さらなる新事業領域を強化するため、人材補強や技術ソーシング、開発力の強化を勧めていきたい考えです。