株式会社Speee

株式会社Speee

https://speee.jp/

企業情報

設立年度
2007年11月
代表者名
大塚 英樹
従業員数
500人
資本金
13億円
売上高
90億円
本社所在地エリア
関東
本社所在地
東京都港区六本木4-1-4 黒崎ビル
事業概要
顧客企業のDXを実現すべく、コンサルから実行支援まで一貫したサービスを提供する「マーケティングDX事業」、不動産などのリアル産業向けに、各種デジタル活用サービスを提供する「リアル産業DX事業」を展開。
会社の特徴
第一業界区分
IT・ソフトウェア・通信
第二業界区分
インターネット・Webサービス

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

2007年に創業したSpeeeは、SEOなどWebアナリティクスのノウハウを活用して、クライアント企業のWebサイトをグロースさせることにより、クライアント企業とユーザーとのリレーション構築を支援するビジネスからスタートしました。

マーケティング支援を中心に、昨今は企業活動全体のDX支援へと事業領域を広げつつあります。また、リアル産業に対してバリューチェーンのモダン化・再構築を進めるような、業界全体のDXを促進する自社サービスの運営も手がけています。

現在、展開しているのは、主に以下の2事業です。

●マーケティングDX事業
クライアント企業の現場に寄り添い、ユーザーとのリレーション構築を基点としたDXを支援するコンサルティングを行っています。中堅から大手まで、常時500社ほどのクライアント企業を抱えています。

昨今、企業のユーザーとのリレーション構築の場は、リアル店舗、Webサイト、スマートフォンアプリ、SNSなど、どんどん多様化しています。当社の役割の一つは、これらを組み合わせてユーザーごとに最適なインターフェースを構築していくことです。

さらに、ユーザーから取得したデータをクライアント企業全体で共有・分析し、よりよいユーザー体験へと還元していけるよう、部門横断でオペレーションを改善していくためのコンサルティングも行っています。現状、多くの企業が抱えている課題として、営業、アフターサービス、プロダクト開発など、企業内にユーザー体験の提供を担う部門が複数あるなか、各部門が独自にデータを蓄積、活用していることが挙げられます。

こうしたケースでは、各種データの統合や現場のオペレーション改善に取り組むことにより、部門同士の緊密な連携を通じ、ユーザーに提供する価値を最大化できる体制の構築を支援しています。

【提供サービス例】
・エンタープライズ向け総合DXコンサル「SPEC」https://spec.speee.jp/
・データ統合および利活用コンサル「PAAM」https://paam.speee.jp/
・AI型アド配信プラットフォーム「UZOU」https://uzou.jp/

●リアル産業DX事業
「リアル産業DX事業」では、業界全体が抱える課題のソリューションを提供。現在は、不動産やリフォーム、ヘルスケアの領域で、Webプラットフォーム・SaaS・コンサルティングなどのサービスを提供しながら、企業サイド・生活者サイドの双方の体験をデジタル技術でアップデートしています。不動産、リフォーム領域については、後発ながら業界No.1となるサービスとなりました。今後も参入業界を広げていく予定です。

【提供サービス例】
・不動産売却・査定サービス「イエウール」https://ieul.jp
・優良不動産会社に特化した不動産査定サービス「すまいステップ」(https://sumai-step.com/
・リフォームの優良会社紹介サービス「ヌリカエ」(https://www.nuri-kae.jp/
・有料老人ホーム紹介サービス「ケアスル 介護」(https://caresul-kaigo.jp/

何を目指しているのか?

「マーケティングDX事業」では、最終的により高いビジネスインパクトを多くの企業にご提供できるよう、リーズナブルに利用いただけるサービスパッケージの開発を進めてきました。一例として、マーケティングのオペレーションを支援するプラットフォームやネイティブアド配信プラットフォームなどの自社プロダクトを持っています。

サービスパッケージの開発には、今後まだまだ注力していく必要があります。マーケティングやその周辺のバリューチェーンに関わる領域は多岐にわたっており、しかもデジタルシフトの加速に伴って変革が必要なシーンも加速度的に増加しているためです。たとえば、セールスプロセスは、前後のマーケティングとデータを統合しながら最適化していく必要が出てきています。また、製品開発プロセスでも、その後のグロース段階も含めて顧客のUX全体をデザインし、データ活用によりPDCAを回していくことが求められるようになってきました。こういった幅広いシーンに対応した、より成熟したDXモデルを構築していくために、今後、外部企業との連携も含めて体制の強化を図り、ソリューション提供力を高めていきます。

一方の「リアル産業DX」では、すでに展開しているサービスを軸に、バリューチェーンの拡大を進めています。たとえば、リフォームの領域では、リフォームの見積もり依頼ができる「ヌリカエ」の運営を行っています。オンラインとオフラインの両軸から最適なリフォーム会社をユーザーにご紹介し、リフォーム会社の集客を支援するサービスです。
これに加え、最近はリフォーム会社の施工やアフターサービスのプロセスなども、カバーできるサービス展開を進めています。

特に、業界構造が複雑だったり、多くの小規模事業者の連携によってバリューチェーンが成立している業界では、DXが進みづらい現状があります。こういったレガシーな業界を対象に、当社は今後もデジタルプラットフォームの提供と業務のデジタル化支援の両輪によって、データやデジタル技術を活かした「業界バリューチェーン変革の連鎖」を進めていきます。