株式会社グリーンクロス

株式会社グリーンクロス

https://www.green-cross.co.jp/

企業情報

設立年度
1971年
代表者名
久保 孝二
従業員数
764人
資本金
7億円
本社所在地エリア
九州・沖縄
本社所在地
福岡県福岡市中央区笹丘1-17-29
事業概要
工事現場で使われる安全看板やバリケード、三角コーン、投光器などの安全用品の販売・レンタルと、屋外広告・安全看板の制作・販売を行っています。西日本を中心に全国56拠点を構え、業界有数の規模を誇ります。
会社の特徴
第一業界区分
商社
第二業界区分
専門商社

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

グリーンクロスは1969年に福岡で創業。工事現場で使われる安全看板やバリケード、三角コーン、投光器などの安全用品を取り扱ってきました。当初は販売事業からスタートし、近年では年々ニーズが高まっているレンタル事業の方が、取扱額が大きくなっています。1996年には福岡証券取引所に上場。長く業績好調が続いており、直近の2021年4月期まで12期連続の増収増益を見込んでいます。

当社の大きな特長は、工事現場の安全を守るためのニーズ全般をカバーしており、かつ現場や商品に関する深い知識を身に着けた従業員がそろっていること。クライアント担当者にとっては、当社にお任せいただくことで、一つ一つの商品をバラバラに発注する手間が省けるうえ、最新の商品ラインアップを踏まえ、ニーズに一番適した機材の提案を受けることができます。

充実した拠点網も強みの一つ。西日本を中心に、現在、全国56拠点を展開しています。クライアント現場との距離が近いからこそ、細かなニーズにも丁寧な対応が可能。また、クライアントが新たなエリアでの工事案件を受注した際も、その近隣の当社拠点にて速やかなフォローができ、必要に応じて、他拠点から応援スタッフを送ることもできます。全国で300人近い営業スタッフ数は、業界でもトップクラスの規模です。

全国のクライアントの生の声が日々集まってくるメリットを生かし、自社での商品開発にも取り組んでいます。透明なため死角ができない三角コーン「まる見えコーン」など、海外メーカーの協力のもと、数々のオリジナル商品を送り出してきました。

なお、近年は、主軸の安全用品の販売・レンタルのほかに、経年劣化によって落下などの事故のリスクが高まる看板(サインメディア)の現状を診断する「看板クリニック」の事業にも注力してきました。地元福岡の企業を中心に、銀行、薬局、塾、スポーツクラブなど、幅広いクライアントを獲得しています。看板に関しては社内にメーカー機能を持ち、きめ細かく、スピーディーな対応で、クライアントの信頼を獲得しています。

何を目指しているのか?

中期的に取り組んでいる課題の一つは、市場ニーズの拡大を踏まえ、安全用品のレンタル事業を一層強化していくことです。当社の祖業である販売事業に比べ、レンタル事業は商品のメンテナンスやリサイクルに関するノウハウが求められるほか、倉庫スペースや配送のリソースも必要。メーカーから新商品がどんどん出てくる中で、仕入れも戦略的に行っていかなくてはなりません。社内外のパワーを活用しながら、体制を拡充していきたいと考えています。

拠点数も今後さらに増やしていきます。特に北関東や北海道など、当社が未進出の地域に関しては、重点的に拠点展開を行っていきます。

もう一つ、「看板クリニック」も今後一層拡大したい分野です。案件獲得に関しては、当社の豊富な営業力を生かしたアプローチのほか、ラジオCMなどのプロモーションも展開していますが、これと並行して社内の対応リソースも拡充していかなくてはなりません。すでに2015年には名古屋の株式会社トレード、2019年には同じ福岡の北斗ネオン株式会社と、看板制作会社2社をM&Aにより仲間に迎え、パワーアップを図ってきました。引き続き、M&Aも積極的に検討しながら、「看板クリニック」を当社の第2の柱へと育てていきたいと考えています。