ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
不動産を中心としたファンドの組成を提供。不動産を保有する資産管理、事業会社を対象にしたM&Aにも注力
当社は、投資銀行事業を展開するフィンテックグローバル株式会社のグループ会社です。グループ全体でさまざまな企業を対象とした投資や、資金調達のアレンジメントを手がけており、資金調達の手法としては、特にファンドの仕組みを活用したストラクチャードファイナンスを得意としています。フィンテックアセットマネジメントは、このファンドの組成に必要なライセンスを保有し、関連業務を担っています。
大きな強みは不動産の売買や運用に関し、専門的な知見を持つ人材がそろっていること。不動産を中心としたファンドの組成を多数手がけており、グループ各社が関わる投資案件、支援案件のなかで不動産に関連する業務については、かなりのノウハウが蓄積されています。
最近、注力している領域は不動産を保有する会社を対象としたM&Aです。対象会社のなかには、純粋な資産管理会社もあれば本業とは別に店舗と土地を保有している、あるいは収益不動産を保有している会社もあります。こうした会社が事業承継の問題に直面した際、当社が会社ごとM&Aしたうえで、元オーナーをはじめとするステークホルダーの意向に沿ったソリューションを提供。こうした「不動産M&A」を直近3年ほどで10社程度、手がけています。
何を目指しているのか?
昨今、企業の事業承継問題が社会問題としてクローズアップされています。特に不動産を保有する会社の場合は金額規模も大きくなるので、不動産の知識がなければリスクを評価しにくく、引き受け先が見つかりにくい傾向にあります。当社としては専門的知見とグループのネットワークをフルに活かし、課題を抱えている経営者を積極的に支援していきたいと考えています。
また、不動産の市況が上向きのため、資産管理会社が保有物件の売却を検討するケースも増えています。しかし、親族で株式を持ち合っている場合など、相続を繰り返すうちに株主が何十人という数に及んでいることもあり、迅速な意思決定が難しいケースも少なくありません。
会社ごとM&Aできる事業者が介在することでスピーディーな資金化が可能になり、親族間のトラブルが大きくなるのを防ぐことができます。さらに、不動産M&Aを実施することで空き家の解消など、土地や建物のバリューアップにつなげることもできます。業界のリーディングカンパニーとして市場のシェア拡大を目指しつつ、社会貢献度の高い事業としてさらなるサービス拡充を図っていきます。