ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
長年培ったスチール加工技術を武器に国内外の有名家具メーカー各社と取引するほか、自社ブランド製品も展開
アベキンは、1947年に新潟県燕市で創業。洋食器の研磨業から始め、一時は農機具やカゴ台車などの製造を主軸に事業を展開していました。3代目からオフィス家具や店舗什器の製造に舵を切っています。
長年、培ったスチール加工技術を武器に国内外の有名家具メーカー各社と取引しつつ、自社ブランド製品を開発。キャビネットやテーブル、チェアなどのオフィス家具と店舗什器で売上の9割を占めています。そのほか、ガソリン携行缶、スノーダンプ、OA機器関連部品など、あらゆるスチール製品を製造しています。
最大の強みは設計から材料の手配、鈑金加工、溶接、塗装、組立、梱包まで、一貫した生産体制を構築していること。クライアントのリクエストに応じた製品を小ロットから、スピーディーに形にできるのが特徴です。最近はコロナ禍の感染防止需要を受けて、スチール製の消毒液スタンドや検温スタンド、パーテーションなども手がけています。
何を目指しているのか?
当社は精密金型製作・プレス加工会社『阿部製作所』を仲間に迎えたことで、積極的にM&Aに取り組むようになりました。ステンレス製品の製造・販売を行う『矢部工業』、溶接・研磨作業を得意とする『本間技工』も、その後にグループ化しています。
実際に各社が培ってきた貴重な技術と、ノウハウを活かすことで対応可能な技術領域が拡大しました。そういった実績をもとに今後は10社程度の事業会社を抱えたホールディングス体制も視野に入れています。
まず素材加工で独自技術を持つ仲間を増やしていき、いずれはIoTを活用した新サービス開発、もしくは新素材開発にチャレンジしているスタートアップとの連携にも積極的に取り組む方針です。企業として市場の変化を捉えながら、ものづくり領域の”総合力”を高めていきます。