ロボティクスやAI、ビジネスプロセスマネジメントを武器に顧客企業の業務変革や働き方改革やDXを支援
エル・ティー・エスは、ロボティクスやAI、ビジネスプロセスマネジメントに強みを持ち、さまざまな顧客企業の業務変革や働き方改革、DXを支援しています。2002年に創業し、2017年に東証マザーズに上場、2020年7月には東証一部への市場変更を果たしました。現在、「プロフェッショナルサービス」と「プラットフォーム」の2事業を展開しています。
プロフェッショナルサービス事業では、主軸となっているのは、コンサルティングの提供です。事業変革・組織変革の支援やIT導入プロジェクトの企画構想・導入支援、さらには業務生産性の見える化などHR領域もカバーしています。
また、RPA、クラウドインテグレーションなど、デジタル技術の活用を切り口にしたサービスも展開し、旺盛な需要に応えてきました。中でもRPAを活用した作業の自動化やAIを活用した対人応答の自動化には、当社は業界に先駆けて取り組み、成果を挙げてきています。
これらのプロジェクト型のサービスに加え、当社では、長期支援型のサービスも提供しています。いわゆる「10年に一度の大変革」のみを支援するのではなく、大中小さまざまなレベルの変革に日常的に取り組む顧客に伴走していくサービス形態です。
たとえば「新しい顧客体験をつくりたい」といった大きなテーマのもとで、事業戦略を立て、ビジネスプロセスを組み直し、データ基盤を再構築するなど、内容的にも多岐にわたる取り組みが必要になります。当社はその全体に目を配り、必要に応じて社外のパートナーとも連携したうえで、ワンストップで対応しています。
もう一方のプラットフォーム事業では、IT人材を抱える企業と顧客もしくは案件をマッチングするプラットフォーム「アサインナビ」、フリーのITコンサルタント向け案件紹介サービス「コンサルタントジョブ」を展開。2020年7月には、新サービスとして、事業会社とDX企業をマッチングする「CS Clip」もスタートしました。いずれもグループ会社の株式会社アサインナビが運営しています。
中期経営計画を確実に実行しつつ、長期目標に向けて成長投資を継続
当社は2021年12月期より、2024年12月期までの中期経営計画をスタートさせました。この中で目指す姿として掲げたのは「デジタル時代のベスト・パートナー」です。
デジタル技術の発展により、社会構造が急激に変化している今、企業に求められているのは、単に一つの変革プロジェクトを成功させることではありません。変化に対応し続けるために、必要な大中小の変革を日常的に推進し、その結果から学んで次に生かしていく継続的なサイクルです。こうした認識のもと、当社の強みである、多種多様なスキルセットを備えた“総合チーム”のパワーを一層拡充し、より多くの顧客に向けて、求められる価値を届けていきます。
当社の主要顧客は、商社や金融などの超大手企業であり、それぞれ多数のグループ企業を抱えています。こうした顧客先のさまざまなニーズに応えていくためには、より幅広いスキルセットを獲得していくことが重要です。
また、対応エリアの面では、首都圏だけでなく、関西(大阪・京都)や東海(愛知・静岡)における体制も強化していきます。さらに、企業規模の面でも、今後は中堅・中小企業に対するサービス展開にも、積極的に取り組んでいきたいと考えています。