企業情報
- 設立年度
- 2006年12月
- 代表者名
- 松岡真功
- 従業員数
- 143人
- 資本金
- 9.7億円
- 本社所在地エリア
- 関東
- 本社所在地
- 東京都千代田区神田錦町3-20 錦町トラッドスクエア10F
- 事業概要
- 独自の開発方法論を基にローコード技術とアジャイル手法を活用し、受託開発サービス及び技術者向け教育サービスを提供。国内企業のDX推進を支援しています。2021年6月東証マザーズ(現 東証グロース)上場。
- 会社の特徴
- 第一業界区分
- IT・ソフトウェア・通信
- 第二業界区分
- システム・ソフトウェア
内製化支援に必要なプロフェッショナルサービスとソフトウェアライセンスを提供。
BlueMemeは、国内企業のシステム開発の内製化を支援するサービスを展開しています。独自の開発方法論「AGILE-DX」をもとにローコード技術とアジャイル手法を組み合わせることで、短期間・少人数チーム・顧客満足度の高い安定したシステム開発の提供を実現しています。事業は主に、「プロフェッショナルサービス」と「ソフトウェアライセンスの販売」の二つに分かれます。
●プロフェッショナルサービス
「AGILE-DX」を活用して、あらゆる規模・業種の企業に対してシステム開発及び技術コンサルティングを提供。手作業中心のプログラミングでは実現不可能な少人数チーム体制による短期間の開発で、多様な顧客のDXを支援しています。また、顧客企業が自社内のIT人材でシステム開発の内製化を実現できるよう、ローコード技術者の育成を支援するサービスを提供しています。
●ソフトウェアライセンスの販売
主にプロフェッショナルサービスの提供と合わせて、ローコード技術を中心としたソフトウェアのライセンスをサブスクリプション方式で販売しています。例えば、ローコード開発ツール「OutSystems®」を初めて国内販売し、現在も日本国内最大の販売代理店として販売しています。
ローコード技術やアジャイル手法を用いた開発は管理が難しく、この二つを組み合わせた受託開発を専門にしている企業は国内に見当たりません。また、外部委託の連鎖によって多重構造化した開発体制ではなく、1つのチームによって全工程の一括管理を実現している点も、当社の大きな特徴です。加えて、システム開発の内製化支援は当社独自の事業領域となっています。
昨今では、ITを使う目的が業務効率化だけでなく、新しいビジネスモデルの構築にも広がっています。そのときに、システム開発を外注していては社内にノウハウが蓄積されません。そこでシステム開発を内製化したいと考える企業は増えており、このニーズに私たちのサービスは合致しています。
例えば、顧客企業が特定分野のオークションサイトをつくりたいといったときに、ローコードとアジャイル技術で、1カ月でシステムを開発して事業をスタートする。そんなスピード感で顧客を支援しています。
当社の内製化支援サービスは、中規模から大規模のシステム開発を得意領域としています。今後は、顧客の仕様や複雑性に合わせたローコード技術の活用と開発方法論の改良を進めることにより、(1)中小企業のシステム開発、(2)複雑なシステム開発、(3)大規模なシステム開発、の順に対象領域を広げ、売上規模のステージを拡大していく計画です。
また将来的に、当社の支援によりローコード・アジャイルでシステム開発を内製化する企業が増えると、業務システム受託開発のニーズは縮小する一方、高度なシステムのコンサルティングや、人材育成のサービスに対するニーズが拡大すると考えます。そこで当社としては、より単価や利益率の高いモデルの設計や分析といった領域へ事業展開していく計画を立てています。
また今後、デジタルレイバー(AIによる労働者)によるシステム開発が加速すると業務の多くが自動化されることになり、それに伴って市場から求められるエンジニア像は変わります。ローコードやデジタルレイバーを利用するための技術スキルと、業務を理解できるビジネススキルの両方を備えた「ビジネスアーキテクト」と呼ばれる人材が求められるようになるでしょう。当社はこうした予測に基づいてビジネスアーキテクトの育成に力を入れています。