ミッション・ビジョン
何をやっているのか?
高田工業所は、1940年に創業した東証二部上場の老舗総合プラントメーカーです。大手製鉄メーカー・化学メーカーを中心としたさまざまな産業設備の設計、製作、建設、メンテナンスまでを担っています。全国の工業地帯に事業所を持ち、国内の主要コンビナート建設はもちろん、海外諸国の建設工事にも進出してきました。
現在は、以下の4事業を中心に展開しています。
【プラント事業】
製鉄、化学などの基礎素材産業をはじめ、さまざまな産業設備の設計、製作、建設、メンテナンスまで提供しています。トータルプロジェクトの企画・設計、具体的な機器の製作、コストを配慮した調達、最適な建設・メンテナンスに至るまで、安全と品質管理を徹底しています。
【エンジニアリング事業】
お客様の要望に沿ったプラントを建設するために、当社が蓄積してきた技術やノウハウを最大限に活用し、トータルコストのミニマム化を図ったプラントエンジニアリングを行っています。また、日本全国に施工事業所を構えており、設計部門と施工事業所とが相互にプロジェクト体制を組み、綿密な調整・連携を取りながらプロジェクト運営を図っています。
【設備診断事業】
「電流情報量診断システム」、「低速回転機械の診断技術」、「破壊・損傷材料の解析技術」、「エチレン製造装置、分解炉の保全技術」、「大口径管の内面検査技術」といった最新の設備診断技術で、メンテナンスの最適化に貢献しています。
【装置事業】
長年、エレクトロニクス分野における半導体製造向け生産装置を開発・製作してきました。この分野で培われた装置化技術をもとに、地球温暖化防止や省エネにつながる次世代半導体や電子部品分野の製造プロセスの進化に貢献する装置を開発しています。SiC基板、セラミック基板、ガラス基板など難切材の高速切断を可能とする超音波カッティング装置をはじめ、LEDやMEMS、化合物半導体向けの枚葉式ウェット処理装置など、お客様の用途・ニーズに合わせた先進的な装置技術の提供が可能です。
何を目指しているのか?
従来のプラント事業では、すでに顧客が設備仕様を定めているEPCの段階から携わることが多かったのですが、今後はその前段階である概念設計・FS・FEEDなどの上流行程からトータルでサポートしていきたいと考えています。
また、下流工程に関しても「設備診断事業」を核としてメンテナンスのすそ野を広げ、提供できるアフターサービスの付加価値を高めていきたいと考えています。このようなプラント事業の領域を拡大させていくために、「IT・デジタル化」の推進が急務だと考えています。