デジタル人材の育成支援や業務プロセスの革新及びデジタル化などを手がけるチェンジ様は、2022年8月15日に発表していた、配送配膳ロボットの導入支援や導入オペレーションコンサルティングを提供するDFA Robotics様の株式取得、および子会社化について、10月3日に手続きを完了されました。本件はオフラインでのマッチングをサポートするM&Aクラウドのアドバイザリーチーム、M&A Cloud Advisory Partners（MACAP）が支援した案件です。
東証プライム市場に上場するチェンジ様は、「Change People、Change Business、Change Japan」をミッションに掲げ、「生産性をCHANGEする」というビジョンのもと、民間向けにDXを支援する「NEW-IT トランスフォーメーション」事業や公共向けDXの「パブリテック」事業を推進。デジタルの恩恵を東京圏以外にも行き渡らせるうえでボトルネックとなっている人材不足の解消に取り組んでいます。
一方のDFA Robotics様は、「次世代の社会インフラの創造」をビジョンに掲げ、2017年に設立したロボティクスソリューションカンパニー。飲食業界向けに展開している「新型配膳ロボット事業」では、ロボットの販売のみならず、3Dマッピング、店舗配膳ルートの設計、修理メンテナンスまでをサポートしており、ロボットの導入から、実運用、メンテナンスまでを一気通貫で実行できる体制を持っていることを強みとしています。
今回の子会社化により、チェンジ様は「これまで培ってきたソフトウェアという軸に、ロボットすなわちハードウェアの軸が加わることで、ソフト面、ハード面の両輪から人手不足の解決に取り組むことができる」として、飲食業界の人手不足の問題を皮切りに、病院、介護施設、工場、商業施設、公共施設など、「日本のありとあらゆる現場における、人手不足問題の解決のために注力」していくとのことです。また、ロボットから収集したデータから、現場のオペレーションを効率化するソフトウェアサービスを開発するなど、2社のシナジーによる事業展開も想定されています。
本M&Aの詳細については、以下をご覧ください。
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チェンジ社のニュースリリース
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DFA Robotics社のニュースリリース
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