募集の概要
- 買収対象領域
- 繋がりをプラットフォームに、技術・ノウハウ・コネクションをグループ企業間で相互に活用する企業集団を目指してます。 我々グループの一員となり、更なる事業成長を目指したい企業様が対象です。
- 実現したいこと
- 新規事業の獲得
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 事業内容や両社の想いを話し合い、その想いが一致した場合は、より詳細な分析により事業性ありと考えた場合に、基本合意契約に進みます。面談は新規事業担当であるCOOが参加します。
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 排除する領域はありません。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- わからない
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
1947年に株式会社柏商店を設立し、長年にわたり船舶用の消火防災装置を製造・販売してきました。その後、M&Aにより4社を仲間に迎え、2022年には持株会社制に移行し、株式会社カシワグループとなり、現在に至っています。
舶用事業の3社、精密加工事業の2社の伴走者として各グループ企業の成長を支援すると共に、グループ企業がお互いの力を活かすコミュニケーションを促すハブ機能を担っております。また、グループに参画し、一緒になって新たな成長を目指す企業を開拓しています。
既存のグループ企業の事業内容は次の通りです。
●株式会社カシワテック
船舶用消火防災装置の製造・販売を行っています。泡の消火装置などの国内シェアは9割以上を誇り、船舶の多くにカシワテックの製品が搭載されています。韓国に事務所、ベトナムに工場をもっております。
●株式会社シーメイト
船舶関連製品の製造販売及び輸出入販売、陸上用機械の部品輸入販売を行っています。メーカーであり、中国との貿易に強い商社でもある企業です。中国に事務所を持っています。
●株式会社東北ソリューションズ
舶用システム開発、無線・航海機器販売・保守、機器の設計製作を通じて、船舶のDX実現を支援しています。捕鯨船などで求められる高スペックの船舶用システム開発を得意とします。
●株式会社昭栄精機
寸法公差±1マイクロメートルを実現する高精密切削加工技術で、半導体製造装置、医療機器、光学機器、その他各種装置に組み込まれる小径精密部品の加工を行っています。
●株式会社ハイタック
精密・深穴加工、ガンドリルマシン製造・販売を行っています。高精度な小径深穴加工では日本有数の技術を持ち、医療工具・自動車部品・工具部品などの分野で豊富な実績があります。
何を目指しているのか?
カシワグループの行動指針は「変化を好み、変化を読み、変化に挑む」。変化の激しい時代に、変化をとらえた新たな価値提供ができるグループへの進化を目指しています。同時に私たちは、グループメンバーの一人ひとりが持つ自身の能力や才能を最大限に発揮し、自己実現のために挑戦できる組織を築いていきたいと思っております。
(株)カシワグループは、今後も既存事業の周辺事業や飛び地での異業種のM&Aを進め、多様な業種で構成されたコングロマリットの形成を目指します。そして、各企業がお互いの力を活用し合う仲間や兄弟のような組織になりたいと考えています。
例えて言うと、芸能事務所のような存在になりたいと思っています。勝手な想像かもしれませんが、芸能事務所は、タレントとして才能と意欲のある人物を探し、その人物の良いところを引き出し、売れるようにサポート、そして、タレント同士が知恵や人脈を融通し合う場や雰囲気を作り出すことをしていると思っています。それと同じように、技術力やサービス力などがあり、成長意欲のある経営者に導かれている企業を探し、企業が持っている良さを引き出し、事業拡大をサポートをし、そして、グループ内の企業がお互いに持っている力を活かし合う仕組や文化を作って行きたいと思っています。
中小企業1社の力は弱くとも、数社が集まり、製品やサービスの技術や知識、経営に関する知識や経験、そして、コネクションを共有・活用し合うことが出来れば、それは大きな力になり、このグループの一員でいることの魅力になると思っています。また、飛び地から新たな企業が加わることは、既存事業に全く新しい知見、コネクション等をもたらし、グループにいることの魅力を大きくすると思っています。
これを上手く実行し、魅力が魅力を呼ぶ正のスパイラルを生み出したいと思っています。このような事業展開の結果、まずは連結売上高100億円超の企業グループに成長して行きたいと思っております。
何を必要としているのか?
我々グループと共に歩み、変化に挑み、成長、そして、社会に新しい価値の提供を目指す異業種や既存事業の周辺領域での企業とのM&Aを検討しています。
●成長意欲の高い企業
業種や事業規模の制限を設けず、あらゆる企業を対象にM&Aを検討します。ただし、
・確立された製品やサービスを持ち販売実績がある
・大きな成長を目指す意欲がある
・現経営者が継続、または経営者に代わる人材が経営を担う意思がある
この点を条件とします。事業拡大を目指していきたいものの、資金や人材などのリソースが不足し、なかなかリスクを取れない。そのような企業にはぜひ我々の仲間に加わっていただきたいです。
●既存事業周辺領域
弊グループの既存事業である「舶用関連事業」「精密加工事業」で事業を営む既存事業の周辺事業を求めています。顧客・取引先や業種固有の経営ノウハウなどを共有することで、お互いの収益性向上を図って行きたいです。パズルのように、相互の強みを組み合わせ、より強い企業に成長していきましょう。
何を提供できるのか?
以下のような多様なメリットを享受できます。
●グループ各社が持つ知識、技術、経験、コネクションの共有
グローバルな競争環境、テクノロジーの急速な進化への対応、人材の確保と育成、持続可能な社会を作る社会的責任など、企業が直面している課題は数多く存在しますが、これらの課題の全てを一つの中小企業だけで対応すること、活かすことは不可能です。しかし、グループ内のノウハウやリソースを相互に活用すれば、その可能性を高められます。
例えば、「東北電技工業が蓄積した受発注管理システムの活用方法をグループの他社が学び、参考にする」「シーメイトの中国事務所がグループ会社の中国展開の市場調査をサポートする」「昭栄精機がコーポレートブランディングの取組、BCP対策のノウハウをグループ会社に対して共有する」といったかたちでグループ内での力の相互活用が行われています。
●業績の長い企業としての実績と信頼
1947年に創業し、BtoBの世界で多くの社会的信用を積み上げており、その信用力を活用できます。特に、弊社代表は一般社団法人舶用工業会の副会長を務めるなど、船の世界で高い信頼を得ています。
起業家・経営者に向けてひとこと
個々の企業や経営者にとって、大きな変化を乗り越えて飛躍することは簡単ではありません。しかし、複数の企業が力を合わせ、互いにつながりながら助け合えば、その実現性は高まります。
我々は、グループ各社を最大限サポートする伴走者となり、各社の持つ能力を引き出すこと、そして、各社が変化に挑み、成長することを通じ自己実現に挑戦できる環境を提供したいと考えています。
壁にぶつかることもあるかもしれません。しかし将来、今を振り返って「あの時代は面白かった」と言えるよう、共に困難に立ち向かい、「できない」を「できる」に変えていきましょう。時代の転換期や変化をとらえ、新たな価値提供をしようする仲間と出会いたいと思っています。