クライアントのパートナーとして、ともに成長していく
当社は「ユニークなコミュニケーションサービスの提供によって、お客様の経営に貢献します。」という経営理念を掲げております。当社事業のカテゴリは広告宣伝ですが、当社は「広告代理店」ではなく、クライアント側のコンサルティングパートナーでありたいと考えております。そのためには、各業界の内部事情に通じ、業界に特化した独自サービスを展開していく必要があり、あれもこれもと手を出すわけにはいきません。レッドオーシャンではないが成長する市場を見定め、そこを深掘りし、クライアントとともに成長していくというのが、当社のビジネスモデルであり独自性だと考えております。
2017年2月にジャスダック市場に上場しましたが、取り組んでいる具体的な成長への取り組みについては主に3つあります。
第1としまして、新たな注力業界の開拓です。数年来、当社は新たに医療・健康業界を注力しておりますが、外資系製薬企業や大手ドラッグストアチェーンなどの優良クライアントを開拓することができました。知見やノウハウを蓄積し、さらに成長させていきます。また、前期から本格化した外食チェーンや中国ビジネス等の顧客開拓を進め、早期に新しい戦略マーケットとして伸ばしていきます。
第2としまして、デジタル領域に関する独自サービスを開発していきます。当社は、住宅展示場やホームセンター、ドラッグストア、外食チェーンなど販売や営業、接客の現場を持つクライアントが多く、その現場への集客から販売促進、顧客の囲い込みまで一貫して提供できるのが強みです。インターネット広告だけでなく、売りの現場にある課題に向き合い、テクノロジーを活用し支援・解決していくことで、売上を伸ばしていきます。
最後にM&Aです。優良な顧客基盤をもつ伝統的な広告会社や、テクノロジーに強みのあるデジタル領域の広告会社・開発会社をM&Aや業務提携することで成長を加速させていく方針です。
当社は放送・通信業界や住まい・暮らし業界を中心とした継続的で安定的な顧客基盤と医療・健康業界や中国ビジネス等の新しい業界への進出により、企業規模を拡大してきました。過去もホームセンターやドラッグストアの店頭で配布するフリーマガジンを自社メディアとして持つ広告代理店を買収し、クライアントやサービスラインナップを増やしており、今後も成長速度を加速するため、M&Aを積極的に活用していきたいと考えております。
基本的には当社が提供しているサービスや業界の周辺領域で想定していますが、様々な可能性を模索したいと考えています。特に、当社のターゲット業界とは違う顧客基盤を持つ広告会社や、デジタルマーケティングの領域に強みのある会社様と積極的に関わらせていただきたいです。M&Aを通じて、AIをはじめとした最新のテクノロジーや精通する人材を獲得し、当社の提供サービスに新たな方向性を生み出していきたいと考えております。
M&Aの方針としては、100%の株式取得にこだわることは考えておりません。まずは出資や、資本提携を通じた協業から始めさせていただくことも可能です。そして、M&Aの話になった場合もアーンアウトなどの手段を通じて段階的にグループ入りしていただくことも可能です。
弊社のM&A方針に共感していただける企業様からのお声かけをお待ちしております。