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アニメ・ゲームの声優活用で業界をリードするラジオ局。新規ビジネス創出に向け、ICT面のパートナー募集

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株式会社文化放送

株式会社文化放送

  • 公開日:2019/09/02
  • 更新日:2020/04/03
  • 閲覧数:1338
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M&Aの戦略

何をやっているのか?

1954年の開局以来65年にわたり、ラジオというメディアを介し、“音声で伝える”事業に取り組み続けてきました。現在、AM、FM、インターネットラジオの3つのチャネルを持ち、日々の暮らしに密着したエンターテイメントや生活情報を届けており、特に防災の観点ではファーストインフォーマーとしての役割を担っています。また、クライアント企業に対しては、生活シーンにマッチした広告を通じ、最適なソリューション提案に努めています。 番組は1日24時間、時間帯によってさまざまなリスナー層をターゲットに編成。看板番組には、10年以上続く「大竹まこと ゴールデンラジオ」や、アイドルの出演も多く、高校生、大学生に人気の「レコメン!」などがあり、ラジオならではの即興トークの魅力で根強いファンを獲得しています。 さらに、当社が大きな強みを持っているのが、アニメやゲームで活躍する声優を活用した番組作りです。アニメ&ゲーム(A&G)分野において、当社はパイオニアであり、圧倒的なリーディングカンパニーでもあります。 アニメだけでなくゲームにも声優が起用されるようになってきた1990年代に、いち早く声優本人にスポットを当てた番組を制作。通常は影の存在である声優が出演してプライべートを語ったり、リスナーの葉書を読みながらアニメやゲームの決めぜりふを披露したりする番組に、コアなアニメ・ゲームファンからのはがきが殺到しました。作品の世界観を売り込むため、番組提供を行いたいアニメ会社やゲーム会社からの引き合いも対応しきれないほど寄せられ、A&G専門のインターネットラジオ局「超!A&G+」の立ち上げに至りました。現在、A&Gの番組数は、地上波と合わせて毎週200近くに上っています。 放送以外の事業としては、当社は昔から音楽コンサートを積極的に開催してきた経緯があり、イベント企画運営にも強みを持っています。放送局が主催していることが安心感につながり、出演者集めや会場確保がしやすいことも大きなアドバンテージです。今、活況を呈しているライブのニーズなどに対応するため、2019年4月には新たに「エンターテイメント事業局」を立ち上げています。 当社主催のイベントで特に大規模なのは、2006年から毎年開催している世界最大のアニメソングフェス「アニメロサマーライブ」です。レーベルを超えた著名アーティストや声優が1日40組ほど出演し、3日間で84,000枚のチケットが発売直後に完売する人気イベントで、物販の売上も億単位に上ります。

何を目指しているのか?

社会の信頼を獲得しているラジオ局ブランドをベースに、音声コンテンツを中心とした360°展開の強化を図っていきます。ライブ開催を組み合わせたり、「YouTube」やSNSなども活用しながら、時代に対応したコンテンツ、ビジネスモデルの創出を目指します。 「音声コンテンツを中心とした360°展開」の例としては、A&G分野の最大の人気番組「神谷浩史・小野大輔のDearGirl〜Stories〜」のマルチ展開が挙げられます。スタジオ外での番組収録を積極的に行い、その収録風景を撮影した動画などを活用したファンイベントを開催して、チケット販売と物販を展開。さらに、イベント当日は、韓国・香港・台湾でもライブビューイングを開催し、その映像は後日ブルーレイとして発売します。このように、放送上のコンテンツをイベント化し、考えられる限りのさまざまな商材に転換していく戦略を今後一層加速していきます。 コンテンツの面では、A&G以外にも、ニッチでディープなジャンルを開拓していきたいと考えています。たとえば、ここ数年、注目している分野の一つは「落語」。若手の二つ目・真打の噺家が出演し、若年層のファンを獲得している。市場規模は小さいものの、落語の持つ歴史性や世代を超える力をうまく組織化していけば、マネタイズできるのではと考え、研究とトライアルを続けています。 また、関連会社を中心に展開している音楽出版事業に関しても、新たな可能性を追求していきます。一般にはあまり知られていないことですが、楽曲をプロモートする機能を持つラジオ局の多くは、原盤の権利を所有してレコード会社に供給する音楽出版事業を行っており、アーティスト発掘機能も持っています。当社はこれにA&Gのノウハウを融合させ、サイボーグギタリストが未来から来たという設定のハードロックユニット「IRONBUNNY」をプロデュース。「YouTube」で特に欧米の視聴者からの人気が高く、ファーストアルバムの発売も控えています。 既存の原盤権を活用したライツビジネスの有望プロジェクトもあります。当社は、1970~90年代に日本と中国語圏で活躍したビッグアーティストの原盤権を所有。今、中国では音声プラットフォームアプリ「Himalaya」の会員が4億人に達するなど、マスメディア以外のインフラの発展が目覚ましく、著作権に関する考え方も大きく改善してきていることなどから、オポチュニティは大きいと見ています。

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