募集の概要
- 買収対象領域
- ・社内にエンジニアを擁するITソリューション開発会社。受託開発会社、自社ツールの開発会社を問いません ・中国市場への進出を目指すEC運営会社
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
当社は、物流・生産管理システムや実行系業務システムの開発に強みを持つ会社です。設立当初は受託開発がメインでしたが、今やミドルウェア専門メーカーとしてお客様から高い評価をいただいています。中国に開発センターと販売会社を置き、日中のITリソースの強みを掛け合わせることにより、革新的な価値創造を追求しています。
代表製品は、ハンディターミナルをはじめとして、各種モバイル端末とWebサーバーをつなぐ高速Web通信ミドルウェア「@Hyway」です。ミドルウェアとしては他の追随を許さない圧倒的な性能を誇り、イントラネット・インターネットの垣根をなくすことに初めて成功しました。2002年にリリースして以来、大手ユーザーを中心に導入が進められ、SCMシステムやASP/SaaSシステム、クラウドコンピューティングの基盤技術として脚光を浴びています。
「@Hyway」を使えば、RS30等のモバイル端末やハンディターミナルがWebクライアントに変身し、業務現場にPCを置く必要がありません。現場の進捗状況をリアルタイムで収集し、最新の状況を常に把握することができます。端末のアプリケーションをサーバー側で吸収し、サーバー側で開発・運用・保守を行うことによりWebベースによるシンクライアント方式を実現。これにより端末の機種に依存しないアプリケーション開発を可能にし、オープンな開発環境を提供します。
何を目指しているのか?
これまでミドルウェア専門メーカーとして歩んできましたが、「@Hyway」のさらなる普及に向け、今後はデータコレクティングをはじめ、「@Hyway」ならではのクラウドサービスを自ら企画・運営していきます。これにより、煩雑なデータコレクティング機能の実装作業を不要にするなど、社会に革新的な価値をもたらしていくことを目指します。
ITが目覚ましい進歩を遂げたこの20年間全体を見渡しても、「@Hyway」のように通信プロトコルという視点からの創意工夫でイノベーションに成功した例は他にはほとんど見当たりません。ITプラットフォーム等の基礎技術が欧米勢に独占されている中、アジア発の「@Hyway」を世界に羽ばたく製品に育てていくべく、これからも研鑽を続けていきます。
何を必要としているのか?
ITソリューション領域で、エンジニアを多く抱えている会社を対象に、M&Aを検討しています。受託開発会社、自社ツールの開発会社を含め、ITエンジニアを擁する会社であれば幅広く検討可能です。
また、中国市場とのパイプを活用する意味では、越境ECに取り組んでいる会社で中国に展開したいと考えている企業などとの連携もあり得るかもしれません。
当社は権利関係やメディアなどの人が付いてこないM&Aは考えておりません。会社や事業を運営する上で一番重要なものは、人だと考えています。会社規模にはこだわりませんし、債務超過であっても検討は可能です。ぜひお気軽にお声がけいただきたいと思います。
何を提供できるのか?
●雇用の継続
当社は何よりも人を大切にする会社です。M&A後の従業員の雇用は守らせていただきます。
●中国とのパイプ
かつての中国ビジネスには、米国や日本の後追いという印象が強かったかもしれません。しかし、今では、スマートフォンなどのモバイルをはじめとするICTビジネスにおいては、すでに世界最先端のレベルに達しています。最近では中国マーケットでの事業展開を希望している会社がますます多くなっていると感じますが、パイプがない限り政治的にも入りにくいマーケットでもあります。当社は中国と強いパイプがありますので、マーケット開拓のインフラを提供することができます。
起業家・経営者に向けてひとこと
当社の社風は、一言でいえば「アットホーム」。設立25周年の記念会では従業員一人一人に表彰をしたのですが、従業員からも「社長にも表彰したい」ということで急遽、寄せ書きをもらいました。私は一緒に仕事をしてくれている仲間が誇りです。
これからさらに大きな挑戦をしていくシノジャパンを盛り上げてくれる仲間を心からお待ちしています。そして、私も貴社を盛り上げる一員にさせてください。ご一緒にアジア発のITサービスを世界に広げていきましょう!