募集の概要
- 買収対象領域
- ●システム開発会社 ●自社開発ソフトウェア・サービスを保有している会社 ●公共事業領域にユニークな強みを保有している会社 ●取引先の商流を減らしたい会社 ●安定した事業基盤を目指したい会社
- 実現したいこと
- シェア拡大
- 募集の特徴
- 買収スケジュール
- 応相談
M&Aの方針
- 買収対象業種
- 買収除外対象
- 上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
- 買収予算
- 契約締結までの期間
- 最短3ヶ月
- 募集エリア
- ロックアップ
- 交渉次第
M&Aの戦略
何をやっているのか?
1969年に設立した当社は、独立系システムインテグレータとして、長年の経験を基に各種ソリューションの開発・導入も手がけており、現在、民間・公共問わずクライアントニーズに応じた様々な産業や分野におけるシステム構築、ソフトウエア・ソリューション開発を軸に事業を展開しています。
・エンタープライズ事業
クライアント先は、金融、通信、製造、エネルギーなどの業界の会社が中心。私たちの生活を支える社会インフラに関する案件を多数手がけています。大手SIerとパートナーシップを組んで行う案件のほか、直案件もあります。
システム導入事例:https://www.japan-systems.co.jp/case/system/index.html
・公共事業
中央省庁や自治体、関連する外郭団体の主管する公共システムを構築する事業です。特に、財務会計領域のシステム構築で存在感を発揮しており、独自開発ソリューションとして、自治体の財務会計に特化した「FAST財務会計」を有しています。同製品は30年を超えるロングセラーで、これまで250を超える団体に導入され、関東ではトップシェアを誇ります。
自治体向けのソリューションの詳細は、以下をご参照ください。
https://www.japan-systems.co.jp/solution/publicsector/index.html
・セキュリティサービス・ソリューションの提供
IT化の発展と共に、ますます必要とされている各種セキュリティ対策。当社ではソリューションを多数揃え、クライアント向けシステムに導入しています。ICカード認証システム「ARCACLAVIS(アルカクラヴィス)」シリーズを中心に、情報漏えい対策(ウイルス対策も含む)、リモート・無線対策、自治体向けソリューションなども提供しています。
https://www.japan-systems.co.jp/
当社の強みは「現場力」です。お客様の課題を正確にヒアリングすることのできるコミュニケーション力、そしてヒアリングした課題やニーズを確実に解決するシステムを構築することのできる技術力、その両方を磨いています。
この現場力がお客様から評価され、創業来30~40年という長きにわたり取り引きしているクライアントも多数あります。また、自治体向け案件では随意契約の比率が高いことも、当社に対する評価ならびに信頼の証だと思っています。
何を目指しているのか?
当社は2019年に創業50周年を迎えています。同年社長に就任した私、川田は、就任にあたり、「技術を磨き、人で克つ」という言葉を掲げました。
「技術」とは、先のとおり、お客様のニーズを現場で汲み取る営業スキル、システムを実際に構築するエンジニアのスキルの両方を指します。しかし、そうした技術やスキルを動員して、本質的な価値創造を生みだすのはこれから先も人財の力をおいて他にはないと確信しています。当社が最終的に目指しているのは、外形的な技術的優劣、即ち“勝つ“ことではなく、技術の可能性を熟知しその可能性を最大限に引き出す人財の力で、顧客や社会の課題にブレークスルーをもたらす存在となることです。これが”人で克つ“という言葉に込めた想いです。
具体的な戦略としては、組織を大幅に刷新し、「エンタープライズ」「公共」といった顧客・市場セグメントに基づく組織体制に加え、これからのビジネスや働き方を大きく変革するポテンシャルをもったデジタルツールに基づく部署を新たに3つ設置しました。これらの部署は従来の顧客軸の組織を横断的にカバーすることで、各デジタル化分野の実践的KnowHowの集約蓄積しつつ、顧客の特性や実情に即したデジタルツールの効率的導入とスピードアップにつなげていくことを目指しています。
【新たに設けた3部署】
①ビジネスイノベーション
RPAなど最適なデジタルツールを活用し、クライアントの業務の変革や効率化を実現します。
②アナリティクス
社内に偏在するデータを競争力に変える可能性を秘めたBI(ビジネスインテリジェンス)ツール、
さまざまな情報を時系列に保管したデータベース「DWH(データウェアハウス)」を活用し、データの中から顧客行動・減価構造・市場動向などクリティカルな判断を促す情報を浮かび上がらせ顧客の経営判断に貢献いたします。
③クラウド
DXの果実を企業の基幹業務に如何に効率的に取り込むことができるか。企業の存続にかかわるこの問題にクラウド・ERP(SAP)・ワークフロー統合(ServiceNow)といった観点から企業ごとの課題に応じた移行提案をおこない変革の実現を支援します。
何を必要としているのか?
先の目標の通り、多様な人財・技術・発想が刺激を与え合い、発展の好循環を生み出す企業グループを目指しています。例えば、以下のような領域に強み実績を持ち刺激を与え合えるパートナーを常に求めています。
・強みを持つソフトウェア・アプリケーション開発会社
数十人から数百人規模のエンジニアを擁するソフトウェア・アプリケーションの開発力を保有する企業、およびエンジニアを保有する企業を求めています。中でもクラウドネイティブな次世代型の開発基盤を強みとしている企業、デジタルツールの領域に強みを持つ企業、当社の得意とする財務会計領域以外に強みを持ち補強補完関係先を検討しているなど、いずれかの強みを持った会社であればお互いに大きなメリットが期待できます。
・業務効率化ツールの開発会社
RPAなどのツールを独自開発している会社、あるいは導入を得意としている開発会社にも関心を持っています。会社規模は小さくても構いません。優秀なエンジニアを獲得したい思いも強いため、現時点ではツール開発で行き詰まっている会社であっても、人材の持つ可能性を検討させていただきたいと考えています。
現在、当社ビジネスの一角を成しているセキュリティ事業も、10数年前にM&Aで取得した領域です。同様に、今後新たな事業柱に成長する可能性を秘めたソリューションやノウハウを持つ企業との出会いを期待しています。
何を提供できるのか?
多様な技術や人財が刺激を与えながら成長する好循環をつくりだす企業グループを目指しています。経営基盤や財務基盤を共有しながら事業(技術や販路)のポートフォリオのシナジーを享受・活用していくことで相互に大きなメリットが期待できると考えています。
当社の仕事の大半は、直受けもしくは大手SIerとの協業です。そのため、現在孫請けのような位置で仕事を進めている企業には、より上流のポジションで仕事ができる環境を提供することができます。
また、当社は自社開発ソリューションを展開しており、これからもクラウド、AIといった最先端の技術を使ったソリューションを開発・提供していきます。エンジニアの皆様にとっては、実務を通じて先端的なソリューション開発を学べる環境を提供できます。
このほか、事業や製品開発に専念するためにバックオフィス業務を当社が引き取ることも可能ですし、エンジニアが足りない場合には人材の提供も可能です。また、当社は無借金経営を続けており、現在保有するキャッシュは約34億円。資金提供も可能です。
起業家・経営者に向けてひとこと
当社には、堅実なシステムをミスなく冷静に、粛々とつくりあげていくメンバーが多く、穏やかさや協調性が会社のカラーとなっています。一方で、自分たちがつくり上げたシステムが社会インフラの要を担っていることには誇りを抱いており、穏やかな中にも情熱を秘めた人が揃っています。
私はこうした社風の上に、刺激を与えあえる事業や人財のさらなる多様化を進めることで、変化を恐れずに未知の課題に挑戦していくマインドや、むしろそうした困難への挑戦に日々ワクワクしながら仕事に打ち込める会社・企業グループを実現したいと考えています。
このような当社の社風に共感してくださる方であれば、良き出会いになると思っています。お互いの考えや相性を知るためにも、まずは気軽に食事でもしながら、一人でも多くの方とお話ししたいと考えています!