MDM事業で国内トップシェアを誇るアイキューブドシステムズが、モバイルデバイス管理領域など幅広く募集

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株式会社アイキューブドシステムズ

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募集の概要

買収対象領域
●MDM (モバイルデバイス管理) 領域 ●EMM(Enterprise Mobile Management)領域 ●LCM(Life Cycle Management)領域 ●サイバーセキュリティ領域 ●モバイルアプリ開発(特にノーコード・ローコード)領域 ●PC資産管理領域 ●BtoB向けのSaaS領域 ●生成AI関連、データ分析などの領域
実現したいこと
既存領域の強化
買収スケジュール
公開情報、決算書類、文書による質疑応答等をもとに、簡易的なデューデリジェンスや面談を通じて、当社とのシナジーや事業成長性を判断させていただき、迅速に意向表明いたします。

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただく可能性があります。
買収予算
1億円〜3億円3億円〜10億円10億円〜
契約締結までの期間
最短2ヶ月
募集エリア
北海道東北関東中部近畿中国地方四国九州・沖縄
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

当社は、企業や学校、医療機関、行政機関など、さまざまな組織のモバイル端末の安全かつ効率的な運用を支援しています。

主力事業としてモバイルデバイス(スマートフォンやタブレットPC等)を管理するためのSaaSプラットフォーム「CLOMO(クロモ)」を開発・提供しています。「CLOMO」は、その「使いやすい操作性」、「高度なセキュリティ機能」、「丁寧なアフターサポート」などが特徴で、MDM(Mobile Device Management)市場で14年連続国内トップシェアを誇ります。

また、NTTドコモグループなどの販売パートナーと連携しながら、全国の企業・団体にサービスを提供しています。約8,000社と直接接点を持ち、自社からの提案・サポート体制を構築していることも、当社の大きな特徴です。

サービス開始当初から、代理店任せにせずカスタマーサクセスを自社で担う体制を築いており、販売パートナーと共存しながらも「直接声を届ける」支援スタイルが、競合との差別化につながっています。

自社プロダクト開発に加え、2021年からは、グループの成長戦略としてCVCによる投資活動も開始しています。

何を目指しているのか?

2023年度に掲げた中長期計画の中で、2026年6月期に売上高50億円という目標を掲げています。既存事業であるMDM事業は好調に推移していますが、より事業をスケールさせるために、M&Aも積極的に展開しています。

特に、MDM事業と親和性の高いサービスをもつ企業と連携することで、既存顧客へさらなる価値を提供していきます。すでに、2024年にソフトウェア開発に強みをもつ「10KN COMPANY LIMITED」を完全子会社化し、エンジニアリソースの拡充を図っています。また、2024年12月にはPC向け情報漏洩対策ソリューションの開発・販売などを行う「ワンビ株式会社」をグループに迎え入れ、モバイル端末とPC端末のセキュリティ管理を一元化したいという顧客ニーズへの対応を始めています。、

モバイルデバイスに関連するサービスは多岐にわたります。デバイス管理ソリューション、IoT、PC資産管理サービス、アプリケーション開発などクロスセル・アップセルが可能となる企業と連携して、サービス拡充・拡大を目指してまいります。

何を必要としているのか?

代表取締役執行役員社長 CEO 佐々木 勉

代表取締役執行役員社長 CEO 佐々木 勉

当社とシナジーがありそうな企業とのM&Aを積極的に行っていきたいと考えています。具体的には、以下のような企業をイメージしております。

●MDM領域
同業他社を買収することで顧客獲得や製品統合を図りたいと考えます。主戦場が同じで、MDM提供に強みがあるベンダーなどは、相乗効果で既存事業を大きくスケールできると考えます。相互送客などのメリットもあるでしょう。

●EMM(Enterprise Mobile Management)領域
MAM(Mobile Application Mangement)、MCM(Mobile Content Management)など、既存顧客へのクロスセルや総合ソリューションの提供、製品統合が期待できる領域です。モバイルアプリ、コンテンツ、MDMを補完するベンダーを想定しています。具体的にはアドレス帳アプリの自社サービスを保有している企業など、互いにそれぞれの強み・弱みを補完し合える関係を築きたいと考えています。

●LCM(Life Cycle Management)領域
顧客(一般法人、自治体、学校、病院等)のIT機器導入において、デバイス調達~キッティング~廃棄・買い取り・データ消去なども行うことで、CLOMO事業の上流から下流まで、ITデバイス管理に関するトータルソリューションを提供できると考えます。

●サイバーセキュリティ領域
サイバー攻撃などからモバイル端末を守るモバイルセキュリティに関するサービスを持つ企業と、MDM事業はシナジーを生みやすいと考えます。

●モバイルアプリ開発(特にノーコード・ローコード)領域
各種法人のモバイル活用における業務アプリ開発ニーズへ対応したいです。ノーコード・ローコードツールでのアプリ開発企業などとの連携に注力していきたいと考えます。

●PC資産管理領域
法人の情報システム部におけるIT資産管理領域において、PC資産管理サービスを提供している企業などを希望します。モバイルデバイスだけでなく、PCも同じように管理したいというニーズは非常に高いです。現状はPC資産管理とMDM管理は棲み分けがなされていますが、それを同時提供することで顧客の利便性向上やコスト削減につながると考えます。

●BtoB向けのSaaS領域
モバイル利用等、情シス・総務部門が担当する領域において当社顧客へのクロスセルを想定しています。具体的には、勤怠管理関連HR SaaSや情シス向けのSaaS管理プラットフォーム、安否確認サービスなどをお持ちの企業などが対象です。これらのサービスは、当社のMDM事業と非常に親和性が高いと考えます。

●生成AI関連、データ分析などの領域
生成AIを活用した、通信異常や普段使用していない場所でのアプリ起動といった脅威検知に関するニーズは今後増えると考えています。こうした先端技術もMDM領域と親和性が高いと感じますし、いきなり事業化が難しい場合には、研究開発から共に進めていければと考えています。また、そうした企業への出資にも力を入れています。

また、直接親和性がなくても(受託開発をメインで行っているなど)エンジニアを複数抱えているSIerやSESも当社に興味がございましたらご連絡いただけますと幸いです。

何を提供できるのか?

●顧客基盤
エンタープライズを中心とした約8,000社の顧客基盤を有しています。業界は幅広く、大手企業が多いのが特徴です。連携先の企業と共に、当社のサービスと併せてお客様により高い価値を提供できると考えます。

●営業力
キャリア、IT系商社などを中心とした多くのパートナーと代理店契約しており、全国に広がる営業力を提供することで、新規顧客獲得を強力にバックアップします。また、本社と代理店それぞれに高度なカスタマーサクセスの体制を敷いており、営業支援も行っています。

●エンジニアリソースと人材支援
当社及びベトナムにあるオフショア開発子会社のエンジニアリングリソースを提供できます。また、在籍するエンジニアがスキルアップできる勉強会の開催や教材なども多く保有しています。今まで当社で培ってきたエンジニア育成ノウハウもご活用いただけます。

●バックオフィス業務の巻き取りや内部統制構築のアドバイス
スタートアップからIPOを実現するまで全て自社リソースだけで実現したため、そこに至るプロセスを含めた経験やノウハウをを共有できます。また、規模が小さくバックオフィス機能が弱い企業であれば、連携後は強力にバックアップさせていただきます。

●経営ノウハウ
エンジニア出身の創業社長とVC経験の長い投資担当、その他経営陣が保有する経験や知見を余すことなく提供します。

起業家・経営者に向けてひとこと

M&A後は当社の企業文化を受け継いでもらうというよりは、互いの独自性や良い文化を尊重しつつ、相乗効果で社格を向上させていきたいと考えます。

その中で、全体最適化を目指していくために、ディスカッションを重ね、合理的な部分は見直し、スピードや効率性を上げていければと考えます。お互いの力を合わせることで、高い壁であっても突破できると信じています。ともに次世代の価値を創っていきましょう!