塗料業界のなかで独自のポジションを築く中島商会が、塗料販売会社やシステム開発会社を募集!

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株式会社中島商会

株式会社中島商会

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募集の概要

買収対象領域
●塗料販売会社(塗料商社) ●システム開発会社
募集の特徴

M&Aの方針

買収対象業種
買収除外対象
上記と全く関連のない領域は対象外とさせていただきます。
買収予算
〜5,000万円5,000万円~1億円1億円〜3億円3億円〜10億円
契約締結までの期間
最短2ヶ月
ロックアップ
交渉次第

M&Aの戦略

何をやっているのか?

中島商会は、塗料の専門商社として、日本ペイントホールディングス製品を中心に、国内外1,000社以上のメーカーによる塗料・塗装関連製品を扱っています。1950年に岡山県岡山市で設立し、2020年4月をもって創業70周年を迎えました。

戸建て住宅やマンションなどの一般建築物の内外装塗料、大型構造物の塗料、工場・コンビナート、橋梁などの防食塗装といった汎用塗料分野では、業界トップクラスの取扱高を誇ります。また、自動車、船舶、電気製品、工作機械など、さまざまな工業製品に使われる塗料にも対応。当社のお客様は、業界を代表する大手企業から小規模企業まで6,000社以上に上ります。グループ会社を含め、全国約40拠点を展開し、我が国の産業界や社会インフラの充実を側面から支えています。さらに、中国・上海やミャンマーに現地法人を立ち上げ、海外事業も推進しています。

塗料の特徴は、メーカーから仕入れた段階では言わば半製品であり、顧客のリクエストに応じた配合等を行って納品し、塗り手が現場で作業を行い、塗装が完成した時点で、はじめて商品価値が発揮されるということです。したがって当社の仕事は、単に塗料を販売するだけではありません。塗料と塗装のプロとして、関連する機材や設備の販売、塗装に関わる省力化・生産性向上などの提案も含めてワンストップで提供し、ビジネスの付加価値を高めています。このような多様なサービスを提供することでお客様からの信頼を獲得し、「塗料のことなら中島商会に聞け」といわれるほどの高い評価をいただいています。

塗装は、定期的に塗り替えが必要になるものなので、基本的に需要は安定していることに加え、当社の取引先は幅広い産業にわたっていることもあり、景気の波に左右されにくいという強みにつながっています。また、塗料販売事業を行うには、危険物倉庫などのライセンスが必要になるため、異業種が新規参入しにくいという側面もあります。
こうしたさまざまな条件があるために、当社は安定した売上を確保しています。また、スケールメリットを生かした仕入れ力や、業務効率化などの取り組みによってコスト最適化を図り、塗料商社のなかでトップクラスの利益率を実現しています。

何を目指しているのか?

上記で説明した通り、当社グループの売上は安定的に推移していますが、今後も発展していくためには、事業規模のさらなる拡大を進めていく必要があると考えています。既存の塗料分野でより多くのお客様を獲得するとともに、塗料周辺のサービス・製品の展開によって、さらなる売上拡大・利益拡大を図っていきます。そして創業100年となる2050年までには、グループ全体の売上高を、現状の約400億円から1,000億円に拡大することを目指しています。

何を必要としているのか?

当社は塗料・塗装分野でさらなる成長を実現するために、重要な経営戦略としてM&Aを検討しています。具体的に検討している業種は以下の2つです。

●塗料販売業(塗料商社)
塗料販売業界では小規模企業が8割を占めると言われています。それらの事業者様のなかには、仕入価格の高騰、取引先の不足、後継者不足といった課題・悩みを抱えている企業もいるかと思います。そのような事業者様を仲間に迎え、当社と一緒に事業拡大を目指していただきたい。特に、地域でトップクラスの実績を持つ事業者様を求めています。

●システム開発企業
クラウドシステムの開発企業に参画していただきたいと考えています。当社には自前の受発注システムがありますが、COBOLプログラムを使って構築した、いわばレガシーシステムです。これを刷新し、クラウド化したいという思いがあります。
塗料は少し特殊な製品で、メーカーの取り扱いアイテムだけでも13万点以上あります。そして、これを販売会社がそのまま売るのではなく、取引先ごとにバリエーション(ツヤなし・あり、独自の配合など)を加えて出荷しています。そのため、受発注が非常に複雑になり、受発注ミス、返品、廃棄が発生しやすいという問題を抱えています。これを何とか改善することが、新しい受発注システム開発の目的です。
完成すれば大幅な業務効率化が実現するとともに、外部への販売も可能になります。クラウドシステムはGCP(グーグル・クラウド・プラットフォーム)上での構築を検討しているので、GCPでの開発経験やJavaプログラミングの経験がある会社を歓迎します。

何を提供できるのか?

まず、塗料販売会社に対して提供できるメリットとしては、仕入れ力の強化が挙げられます。当社は業界でもトップクラスの取扱高を誇ります。当社のグループに加わっていただければ、スケールメリットを生かした仕入れが可能になり、仕入価格のコストダウンを実現できます。

また、当社では建築物向けだけでなく、さまざまな工業用品向けの機能性塗料も扱っています。その商品ラインナップや、取り扱ううえでのノウハウを獲得していただくことで、貴社が展開する地域において、新規顧客開拓が可能になるはずです。もちろん、貴社だけが取り扱っている商品を、当社の販路を通して販売していただくことも可能。お互いの顧客基盤や製品ラインナップを生かし、クロスセル・アップセルを図っていきましょう。

これまでも当社は、塗料販売会社を多数M&Aしてきました。たとえば後継者問題を抱えていた企業を迎え入れ、社名はそのままに、中島商会の関連会社として事業運営しているケースがあります。このケースでは、仕入れコストの削減や商品力の強化といったシナジー効果を発揮し、売上・利益率の改善が実現しました。また、従業員の給与を当社規定に近づけてアップしたり、当社従業員との情報交換・交流の機会を設けたりしたことで、従業員満足の向上にもつながっていると考えます。

一方、システム開発会社に対して提供できるのは、世の中にないシステムを作れる可能性です。前述の通り、塗料販売業界の受発注は複雑で、いまだどの企業においても最適なシステムを構築できていません。これを実現できれば、当社内の業務が大幅に効率化できるばかりか、業界全体においてもインパクトのある事例になるはず。これをクラウドサービスとして外部に販売することでストック収入を狙うことも可能です。

また、受発注のムダがなくなることで塗料の廃棄ロスがなくなれば、地球環境問題にも大きく貢献することになります。ニッチで面白く、かつ社会的に非常に意義のある仕事だとお考えいただければと思います。

起業家・経営者に向けてひとこと

「塗料・塗装を中心とした財およびサービスを提供する事で社会の暮らしに健康で快適な喜びを与えること」が当社の使命です。塗料・塗装業界を一緒に盛り上げ、社会の発展を支えていきましょう。
M&A後も、親会社・子会社という発想ではなく、フラットな関係で互いに高め合いながら持続的な成長を実現したいと思います。ぜひお気軽にご相談ください。