何をやっているのか?
「paild」は法人カードを何枚でもすぐに発行できるプリペイド式の法人向けウォレットサービス
株式会社Handiiは、法人向けウォレットサービス「paild」の開発・運営を行っているスタートアップです。
「paild」は、法人カードを何枚でもすぐに発行できるプリペイド式の法人向けウォレットサービスです。煩雑な書類記入作業や与信審査なしでオンラインでカードを発行できます。オンラインで使うバーチャルカードなら発行後すぐに利用開始でき、リアル店舗で利用できるプラスチックカードも数日で届きます。
カードの発行から停止、上限金額の設定、使用履歴の確認をすべてオンラインの管理画面上で行える点が特徴で、不正利用のリスクを抑えながらカードを適切に管理しつつ、スムーズな決済を可能にします。前払い式で利用金額に上限を設けられるので、従業員は与信限度額を気にすることなく利用可能。カードの明細と使用した部門・社員の情報を会計システムに取り込むことで、経費処理における手間を大幅に省くことができます。
社長の私、柳 志明は、JPモルガン証券でM&Aや資金調達などの業務に携わった後、日本で新しい産業を創出していく必要性を感じ、2017年にHandiiを設立しました。会社設立後、法人カードを発行する時に不便な点を感じたため、この領域でサービスを展開することを思い立ちました。2019年にニッセイ・キャピタルとCoral Capitalより総額3億円の資金調達を実施。そして2020年8月に「paild」を正式公開しました。公開から数カ月たった現在、「paild」は中小企業を中心に400社以上のお客様にご利用いただいています。
何を目指しているのか?
Handiiのビジョンは、「“楽しい”がある明日を創る」、ミッションは「新しい金融を切り拓く」です。このビジョン、ミッションのもと、まずは「paild」の利用者を拡大することを目指します。中期的には、金融領域のほかのサービスにも展開していくアイデアを持っています。
国内の個人向け決済市場の規模は約300兆円で、そのうちの約60兆をカード決済が占めます。一方、法人向け決済市場の規模は約600兆円で、そのうちカード決済は約2兆円に過ぎません。法人向けカード決済市場は今後、数十兆円市場規模に拡大する可能性を秘めていると考えます。
法人向けカード決済市場模の小ささは、法人向けカードのニーズにフィットするプロダクトがなかったためです。当社は「paild」でユーザーのニーズを満足させるサービスを提供して、法人カードの市場を開拓していきます。
新しい市場を開拓する際に重要なのは、ユーザーの声をすぐにプロダクトに生かしていく組織構造だと考えています。当社は従業員10数名程度の小さな会社ですが、スピード感を持って開発にあたり、ユーザーの声に応えながら段階的に機能拡充を図っていきます。
何を必要としているのか?
CEO・柳志明
「paild」は始めたばかりのサービスであり、認知度の向上と、導入社数増加に向けたリード(見込み客)の獲得が課題です。そこで、認知度の向上とリードの増加に向けて、BtoB向けのWebメディアのM&Aを検討しています。
たとえば、会計や経理、給与計算、経費精算、会社設立、業務効率化などをトピックに、スモールビジネスの課題解決につながるような情報を提供しているWebメディアを想定しています。
「paild」の導入につながるリード獲得が目的なので、収益モデルは問いません。なお対象はメディアのみでも、メディアを運営する企業・チーム単位でも構いません。チームとしてジョインしていただく場合は、メンバーのカルチャーフィットを重視します。
何を提供できるのか?
当社には金融、WEBサービス開発、法務、セールス、マーケティングなど各分野でキャリアを積んだ優秀なメンバーがそろっています。社長自身もハンズオンであらゆる業務に携わっています。当社にジョインしていただければ、それらのメンバーとノウハウを共有しながら、ワイワイと一緒に楽しんで仕事をしていただけるはずです。
また、「paild」は開始間もないサービスですが、すでに多くの企業様に導入いただいています。法人向け決済市場の可能性からいって、このサービスは今後の急成長が期待できると確信しています。このような可能性ある市場を舞台に、新しいサービスの拡大にチャレンジできることは、当社が提供できる大きな価値といえます。
また、各社員がやりたいということには、どんどん挑戦していただきます。その点も当社に参画していただくうえでの面白さといえるのではないでしょうか。
売り手に向けて一言
私たちはまだまだ小さい会社。同じ目線に立ってチャレンジしてくれる仲間を募集しています。ぜひ一緒に、新しい金融サービスを創出していきましょう!