京越株式会社

京越株式会社

https://kyoetsu.co.jp/

人が集まる 人が喜ぶ 人が育つ

企業情報

設立年度
2009年
代表者名
呉 越
従業員数
123人
本社所在地エリア
近畿
本社所在地
京都市下京区東洞院通綾小路下る扇酒屋町291番地 2F
事業概要
和装製品のEC・製造・小売を中心に、和装卸、着物店舗・宅配レンタル、アパレル、スポーツ用品の販売などを展開。和装ECではAmazon、楽天市場、Yahoo!に出店し10年以上、業界トップシェアを獲得。
会社の特徴
第一業界区分
商社
第二業界区分
専門商社

ミッション・ビジョン

何をやっているのか?

2009年に和装EC事業からスタートした京越は、和装卸、着物店舗・宅配レンタル、アパレル、スポーツなど多様な事業を展開しています。事業多角化がリスクヘッジにつながり、外的要因による経営への影響を最小限に抑え、安定成長を実現しています。

当社の武器は、自社工場(中国)による高品質な製造力、独自のルートでの商品調達力、試行錯誤を経て蓄積された販売力、ユーザーが真に求めているものをいち早く察知するリサーチ力、伝統にとらわれない自由な発想力、そしてチャレンジ精神旺盛な社風にあります。浮き沈みの激しいEC業界で創業以来、右肩上がりで成長を続け、和装EC業界では10年以上、業界トップシェアを獲得しています。

また、社長をはじめ多くの従業員が中国出身で、中国企業とのコミュニケーションが円滑に行えるため、日中貿易専門商社としての一面も持っています。各事業の概要は次の通りです。

●和装EC事業
自社で企画・デザイン・製造まで一貫して行っているオリジナル着物を中心に、小物や履物など和装アイテムをインターネットで販売。自社ECサイトの他、Amazon・楽天市場・Yahoo!などにも出店しています。他社に比べてデザインのバリエーションが豊富で、デニム生地のものや洗える着物などエンドユーザーのニーズに対応した商品開発力と、自社製造だから実現できる圧倒的な低価格で、和装EC業界では10年以上、トップシェアを獲得しています。

●和装卸事業
和装卸店や貸衣装店の他、小売店・旅館・飲食店などの業者向けの自社和装製品の卸売販売及びOEM生産を行っています。専門の営業部署を設けており、きめ細かな対応は顧客からの評価も高く、安定して業績を上げています。

●店舗レンタル事業
「京都着物レンタル京越」を3店舗運営(嵐山店・河原町店・清水店)。自社の強みを生かし、アンティーク着物やレース着物も含めた30,000着以上のレンタル着物を用意しています。また、着付けやヘアセットまで対応しており、20代の女性を中心に外国人観光客からも高い支持を得ています。

●宅配レンタル事業
着物から着付に必要な小物まで一式レンタルできる「京都かしきもの」の運営。「宅配」形態の強みを生かし、人件費や固定費などのコストカットを行うことで高品質な商品を低価格・日本全国往復送料無料で提供しています。

●アパレル事業
レディースウィッグをメインに、水着・コスプレ衣装等を扱うレディースアパレル、また細部にまでこだわった個性的なメンズアパレルをインターネットで販売。自社ECサイトの他、Amazon・楽天市場・Yahoo!などにも出店しています。

●スポーツ事業
トライアスロン用のウェアフィットネスグッズ、その他スポーツ関連の小物やアクセサリー、栄養補給食をインターネットで販売。自社ECサイトの他、Amazon・楽天市場・Yahoo!などにも出店し、事業立ち上げ以来、着実に売り上げを伸ばしています。

何を目指しているのか?

京越は、創業から数年後に和装EC業界でトップに立ち、その後も年率10%以上の成長率を維持しながらトップを走ってきました。引き続き安定的な成長を目指しますが、市場規模を考えるとまもなく頭打ちになると予測しています。

そこで、過去の成功事例を他の分野に横展開し、和装EC事業に次ぐ第二、第三の柱の確立を目指しています。すでにアパレル事業ではファッションウィッグがヒット商品となり、売上5億円規模に成長しています。

今後は既存事業を強化しつつ、新規事業にも積極的に挑戦します。そして、2023年時点で約42億円の売上高を2024年には50億円、2025年には65億円、2026年には80億円、2027年には100億円に伸ばし、株式上場を果たしたいと考えています。

【具体的には】
(1)既存事業の強化
2027年の株式上場という目標を見据え、和装ECを含む全ての既存事業の更なる売上げ強化に取り組んでいきます。特に年々需要が伸びているファッションウイッグの分野や、新しく立ち上げたスポーツ関連ジャンルの事業拡大を最重要課題としています。

(2)新規領域への進出
将来的にはグループでの経営も視野に入れており、アパレル・スポーツ事業以外にも新たな事業の柱を育てる必要があると考えています。そこで、数多くのヒット商品を作り、それを足掛かりに事業拡大に成功した和装品の事例をもとに、全くジャンルの異なる業界への進出も検討しています。

(3)日中間の貿易専門商社
当社は社長含め、従業員には中国の出身者が多く、中国企業とのコミュニケーションが円滑に行えるという優位性があります。他社より有利に貿易や交渉を進められるため、今後は巨大な中国マーケットを軸とした日中間の貿易専門商社への転換を目指しています。